両手両足で測る体組成計「FIAR Smart Body Fat Scale PRO」レビュー

体組成計「FIAR Smart Body Fat Scale PRO」を2024年7月30日にAliExpressで購入して同年8月4日から使い始めて1年半が経過したので、今更ながらレビューします。
私は、体組成計は、タニタの乗るだけタイプの「BC-701」を十数年使っていて、2015年9月15日からは両手両足で測る同じくタニタの「インナースキャン50V BC-622」を併用していました。
しかし、メインになっていた「インナースキャン50V BC-622」が2024年になってから電源の入りが悪くなり、何十回もスイッチを押さないと電源が入らない状態でした。それがさらに悪化して電源が入らなくなったため、買い替えを検討したのです。

家庭用の体組成計は、大きく分けて2タイプあります。ひとつは乗るだけタイプで、安いものは2000円以下で買えます。もうひとつは両手両足タイプで、安くても1万円以上して数万円のものすらあります。
両者の違いは、計測できる部位にあります。家庭用の体組成計は生体電気インピーダンス法(BIA)を採用しており、体内に微弱な電流を流し、その流れにくさによって体脂肪率や筋肉量などを、メーカーや製品ごとの独自のアルゴリズムで推測します。
乗るだけタイプはその電流が下半身しか流れないため、そのデータだけで体脂肪率や筋肉量などを推測します。日頃、筋トレをしない人であれば、下半身だけの計測でも差し支えないと言えます。
しかし、日頃から筋トレする人であれば下半身に比べて上半身の筋肉が肥大するため、その上半身の筋肉量も計測される両手両足タイプが必要になってくるのです。
私も、懸垂マシンなどで上半身の筋肉を肥大させているのですが、乗るだけタイプの「BC-701」と両手両足で測るタイプの「インナースキャン50V BC-622」では体脂肪率や筋肉量などに大きな違いがあります。
体脂肪率に関しては、最大5%ぐらい異なることもあり、もちろん、両手両足で測るタイプの方が体脂肪率が低めに出ます。
そして、その低めに出た数値が、タニタ、InBody、Yamatoなどの業務用の体組成計の数値と近くなっています。
だからこそ、家庭用の体組成計を買う場合、日頃から筋トレしている人なら、両手両足タイプの体組成計を買うべきだというわけです。

そこで、家庭用の両手両足タイプの体組成計をあれこれと調べたのですが、タニタの後継機種はまだまだ4万円ぐらいと高く、InBodyの安い時で2万5000円ぐらいの機種が候補になりそうでした。
InBodyの体組成計なら、いろいろな意味で安心できるのですが、タイミング良く購入しても2万5000円ぐらいするので安くはありません。
海外ならもっと安く買えるのではないかと調べていったところ、思った通り、Amazon.comでもAliExpressでも、1万円ぐらいから両手両足タイプの体組成計が販売されています。問題は数値の正確さと耐久性で、レビューに目を通しても賛否両論あります。
ある程度機種を絞った上で、その体組成計を製造・販売するメーカーのサイトも調べて最終的に購入したのが「FIAR Smart Body Fat Scale PRO」です。購入時の価格が7105円で、両手両足タイプとしてはお手頃です。
体組成計は、しっかりとしたパッケージに収められ、きれいな仕上がりで見た目もスタイリッシュです。英語ながら、分かりやすい「Instruction Manual」(取扱説明書)と「Quick Guideline」(クイックスタートガイド)も付属しており、しっかりとした製品だということがうかがえます。
ちなみに、単3電池4本で動き、しっかりとしたつくりのため重量は2.3kgあります。「インナースキャン50V BC-622」と比べると少し小さい程度ですが、厚みは3分の2ぐらいです。

「FIAR Smart Body Fat Scale PRO」は、ハンドル部分に液晶ディスプレイがあり、体重、筋肉量、体脂肪率だけは見ることができます。
しかし、より詳しいデータを見たり、日々の記録を残してグラフで見たり、ということをするためには、スマートフォンのアプリと連携させる必要があります。「Fitdays」というアプリで、AndroidにもIosにも対応しています。
「Fitdays」をダウンロードしたら、計測に必要な性別、生年月日、身長、目標体重などの基本的なユーザーデータを入力すると、すぐに「FIAR Smart Body Fat Scale PRO」と連携させて使うことができます。計測できるは以下のデータです。
体重、BMI、体脂肪率、体水分率、骨格筋率、基礎代謝率、除脂肪体重、皮下脂肪、内臓脂肪、筋肉量、推定骨量、タンパク質、体内年齢。
全部で13のデータを見ることができ、体組成計としては必要十分なことがわかります。グラフは、最近、週、月、年で見ることも可能です。
「Apple Health」、「Fitbit」、「Google Fit」、「Samsung Health」といったフィットネスアプリとも連携できるそうですが、私は試してみたことはありません。

実際の使い勝手ですが、「Fitdays」を立ち上げ、「FIAR Smart Body Fat Scale PRO」のハンドルを45度に持って本体の上に乗るだけで自動的に計測が始まり、音楽が終わると計測も終了します。その間、15秒ほどと体組成計としては一般的です。
それだけで、前述したようにハンドルの液晶画面に体重、筋肉量、体脂肪率が表示され、「Fitdays」では上記したデータがすべて見られます。
ハンドルの液晶画面ははっきりくっきりとしていて見やすいですし、「Fitdays」も使い勝手は良好です。
データの正確性は、「インナースキャン50V BC-622」と似たような数値になり、つまり、タニタ、InBody、Yamatoの業務用の体組成計とも近い値が出るはずで、それなりに信頼できます。
また、使い始めてからレビューするまでに1年半近くかかっているのですが、今でも何の問題なく使えているということは耐久性にも不安がないということです。

このように、個体差ばかりは何とも言えないのですが、使い勝手、正確性、耐久性という観点からは、「FIAR Smart Body Fat Scale PRO」は十分にお勧めできます。
ただ、AliExpressではまだ販売されているものの、Amazon.co.jpや楽天市場では見かけないので、この機種限定で買うならAliExpressでということになります。
日本国内で両手両足タイプの体組成計を買うなら、「InBody Dial H20」が良さそうだとは思うのですが、「FIAR Smart Body Fat Scale PRO」の3倍近くになりますし、この価格差をどう見るかでしょう。

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