「Xbox Series X」レビュー

「Xbox Series X」を発売日の2020年11月10日に購入し、プレイし始めてから半年以上たったので、レビューします。
「Xbox Series X」は、「Xbox」、「Xbox 360」、「Xbox One」に続く、4世代目の「Xbox」になります。また、「Xbox One」のビッグマイナーチェンジモデルである「Xbox One X」の後継モデルにもなります。
私は、「Xbox」北米版・日本版、「Xbox 360」コアシステム北米版・通常版日本版・コアシステム日本版、「Xbox One Day One」北米版、「Xbox One X Project Scorpio エディション」日本版、と所有しており、これが8台目の「Xbox」です。

「Xbox Series X」は、8コアのZen 2 CPUをカスタムプロセッサに搭載し処理能力は「Xbox One」の4倍、12テラフロップスのRDNA 2 GPUは「Xbox One」の8倍の性能を秘めています。
これらにより、4K解像度での60FPSを実現し、120FPSでの描画にまで対応します。カスタムプロセッサには、可変レートシェーディング(VRS)、DirectXレイトレーシング(DXR)などの技術も盛り込まれています。
カスタムSSDによる本体の起動とゲームの読み込み速度の向上、クイックレジュームによる素早いゲームの再開、HDMI2.1の搭載、ワイヤレスコントローラーの新開発、といった特徴もあります。
また、「Xbox One」のすべての周辺機器・ソフトと下位互換性があり、「Xbox 360」と「Xbox」のソフトも順次対応します。

このように魅力的なハードが4万9980円(税抜)という戦略的な価格で発売され、世界的な半導体不足が重なったこともあり、発売日から入手難が続き、半年経った今でも簡単に手に入れることができません。
私は、2020年9月25日0時の予約開始と同時にビックカメラ.comで予約し、無事に発売日の午前中には自宅に届けられました。
ちなみに、同じく入手難が続く「プレイステーション5」ですが、こちらもJoshin webの抽選販売で「PlayStation 5 デジタル・エディション」が当選し、発売日から手にすることは可能でした。
ただ、抽選販売に応募した際には、最近はダウンロード版しか買っていないし通常版でもDEでもどちらでもいいかと思っていたのですが、応募から結果発表までの間にいろいろと考えて権利を放棄しました。
未プレイの「プレイステーション4」のゲームが何本かあって本体の完全な切り替えができないし、ワゴン販売で特価品を買うという楽しみもあるため、やはり、買うなら通常版と考え直したからです。
ここまで入手難が続くと買っておいても良かったかなとは思いますが、「Xbox One」と「Xbox Series X」でプレイする予定のゲームが多くて「プレイステーション5」まで手が回らないので、いずれ出るであろう「スリム」(ミニ)か「Pro」が出てからでも十分な気がします。

【デザイン】5
「Xbox」シリーズは、「Xbox」が上面に大胆に「X」を配したアメリカらしい豪快かつ武骨なデザイン、「Xbox 360」が日本人デザイナーを起用した白く流麗なデザイン、「Xbox One」が原点回帰の四角い箱ながらもピアノブラックの高級感あるデザイン、といった流れがあります。
また、「Xbox」と「Xbox 360」は、故障に泣かされたり、大きなACアダプターが不評だったりしたため、「Xbox One」では、静音性とトラブルフリーを追求しつつ、大きなACアダプターの存在を排除しました。
その結果として、ゲーム機というよりもAV機器のようなデザインになっており、AVラックに収めると、AVアンプやブルーレイレコーダー、セットトップボックスなどとの相性はとても良くなっています。
もちろん、発熱の問題があるため、AVラックに収めたままでのプレイは避けなければなりませんが、収納はAVラック、プレイは外に引っ張り出して、ということなら問題ありません。

こうした「Xbox」シリーズのデザインの移り変わりを踏まえて「Xbox Series X」を見ると、「Xbox One」、「Xbox One X」の考え方をさらに推し進めたものであるということが分かります。
「大胆、ユニークで工業的なデザイン」は、私が最初に目にした時には、「カッコいいな」という感想はなく、「すごいデザインだな・・・」と絶句したものでした。
「高い静音性と効率をもたらす」ための「工業的な」デザインであり、ゲーム機としてのカッコ良さは優先されていないことが分かるからです。
ただ、縦置き時の上部全面に排熱のための丸い穴が12×12=144個も開けられて全体がクレーター状にくぼみ、穴の側面が中央寄りになるほど緑色に塗られた部分の面積が大きくなっており、これが斜め上から見た際のアクセントになり、柔らかさを醸し出す要因になっています。
ちなみに、縦置き、横置きのいずれにも対応しており、横置き用のゴム足も四隅に付けられています。私は、収納時はAVラックに横置き、プレイ時は引っ張り出して縦置き、と使い分けています。
色は漆黒ではなくインターネットで流行の黒に近いダークグレーをマットな本体に施し、前面は物理電源ボタン、ディスクスロット、USB3.1Gen1ポート、ペアリングボタンだけというスッキリとした構成になっています。
このように、「大胆、ユニークで工業的なデザイン」ながらも、随所で見た目にもこだわってデザインされたということが分かります。スタイリッシュではないけれど、見慣れるし飽きがくるということもありません。

なお、発表・発売時、基本となる縦置きの写真を見て空気清浄機と揶揄されることもありました。また、私は、縦置きの四角いゲーム機というとNECの「PC-FX」が思い浮かびました。そこで、自宅にある空気清浄機と「PC-FX」と並べた写真を撮ってみました。
空気清浄機は、各メーカーから様々なサイズの空気清浄機が出ており、コンパクトなものから大型のものまでありますが、私が使っているのは、サイズ21×21×31cm/本体重量: 2.5kg、お勧め畳数15-25㎡/~15畳のものです。
「PC-FX」は、「セガサターン」、「プレイステーション」と同世代のゲーム機ながら3D機能がなく強力な動画再生機能が特徴でした。私は、現役時に秋葉原で1万9800円で特価販売されていた際に購入しました。
さて、こうして並べてみると、「Xbox Series X」は、3つのエアフローチャネルを持つXbox Parallel Cooling Architectureにより、排熱と静音に配慮されたモデルであり、基本構造は空気清浄機と似ているということは分かります。
また、「PC-FX」は久しぶりに箱から引っ張り出してみると、奥行きこそあるものの意外に小さかったんだなと少し驚かされました。

【ソフト】9
「Xbox Series X」は完全な新型ゲーム機ではありますが、専用ゲームがマイクロソフトから発売されることは2年間はなく、サードパーティーからリリースされている「Bright Memory」、「THE MEDIUM」などが数少ない専用ゲームになります。
それでも、「Xbox One」のすべてのゲームを「Xbox Series X」でプレイすることができ、「OPTIMIZED FOR XBOX SERIES X|S」(XBOX SERIES X|S向けに最適化)と書かれているゲームなら、「Xbox Series X」の能力を最大限に発揮するように最適化されています。
この最適化は、スマートデリバリーで自動的に行われます。スマートデリバリー対応ゲームなら、「Xbox One」か「Xbox Series X|S」で起動するだけで、最適で使用可能なバージョンがインストールされるというわけです。
また、本体内蔵ストレージである1TBカスタムNVME SSDから最適化されたタイトルを起動すれば、ロード時間が飛躍的に速くなったり、解像度が向上したり、フレームレートが安定したり、といった恩恵もあります。

クイックレジュームに対応したゲームなら、複数の異なるタイトルをシームレスに切り替えて、中断したところからすぐに再開することが可能です。
対応ゲーム数は、「Xbox Series X|S」をフルメモリーで保存したら3本、「Xbox One」、「Xbox 360」、「Xbox」ならメモリー数が少ないため3本以上になります。
中断したゲームが多くなっても、クイックレジューム用に保存されているゲームはコンソールで実行されないため、コンソールのパフォーマンスに影響を及ぼすこともありません。
クイックレジュームは、確かに便利な機能ではあるのですが、「Xbox Series X」自体がゲームの立ち上げが早いため、本体の1度の起動でゲームを何本も切り替えてプレイするという人でもなければ、不可欠というほどでもないように思います。
私は、(オート)セーブし、ポーズをかけてメインメニューに戻り、ダッシュボードに戻る、という手順でゲームを終わらせています。ゲームを切り替える際に、お茶を取りに行ったり、トイレに行ったり、カーテンを閉めたり、することもでき、この方が何かと都合が良かったりします。
もちろん、使う使わないは人それぞれなので、セールスポイントのひとつであるのは確かでしょう。

ソフトで切り離せないのが、「Xbox Game Pass」の存在です。月額1000円前後の料金で利用できるサブスクリプションで、100本以上のゲームがプレイし放題になります。
「CONSOLE」なら月額850円で、「ULTIMATE」なら月額1100円で「Xbox Live Gold」と「EA Play」がプラスされます。
私も「ULTIMATE」に加入していますが、Xbox Game Studiosのゲームは発売日からプレイ可能で、「EA Play」のゲームもプレイできるため、かなりお得感があります。
また、サードパーティーのゲームも多数プレイできますが、幅広く1年前後で入れ替えがあるため、それなりに急いでプレイする必要があります。
日本のゲームも含まれており、「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S」、「ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島」、「CODE VEIN」、「テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER」、「BIOHAZARD 7 resident evil」、「龍が如く」(YAKUZA)シリーズ、などが2021年5月14日時点では楽しめます。
前述の通り、「Xbox Game Pass」は、対象となっているゲームのみがプレイでき、対象から外れるとプレイすることができません。プレイを継続したいなら、改めて買う必要があります。
「Xbox Live Gold」は、いったんダウンロードしたら、「Xbox Live Gold」を継続している限りいつでも好きな時にプレイできます。
また、「ホームXboxを指定する」ことで、それぞれのプロフィールでサインインしたすべてのユーザーと、ゲームやコンテンツを共有することができます。
デジタルゲームライセンスには、ホームXboxとゲーマータグの2つのアクセスポイントがあるため、ホームXboxを家族などがそれぞれのプロフィールでサインインして使用し、ゲーマータグの所有者は別の本体を使用することで、ゲームやコンテンツを共有することができるというわけです。

【操作感】9
「Xbox」シリーズのコントローラーは代々優秀で、その上で「Xbox 360」から「Xbox One」、「Xbox One」から「Xbox One X」と、少しずつ改良を繰り返しながら進化してきました。
全体のフォルムが手のひらにすっぽりと収まってホールド性が高い形状になっており、左右のスティックの配置と反発力、各ボタンの押し具合も素晴らしいものになっています。
「Xbox」シリーズのコントローラーで特に優秀なのが左右のトリガーで、この絶妙な押し込み具合とストロークにより、特にレースゲームのアクセル操作でパーシャルスロットルがやりやすくなっています。
もっとも、左右のトリガーの絶妙な押し込み具合とストロークは、シューティングゲームではあまり好まれないことがあり、「Xbox Elite ワイヤレスコントローラー」やサードパーティーのプレミアムコントローラーでは、ストロークを調整する機能が付いています。

「Xbox Series X」のコントローラーも、こうした良さを受け継いだキープコンセプトのコントローラーで、それがゆえにコントローラーでも「Xbox One」と互換性を保っています。それでも、「Xbox One X」のコントローラーと、見てわかるぐらい大きく違うところがあります。
まず、トリガーとバンパーにはタクティルドットパターン、グリップにはサトゥルパターン、方向パッドなどもマットフィニッシュを施し、手が乾いていようが湿っていようが、素晴らしいホールド感と一体感が得られるようになっています。
方向パッドは、ハイブリッド方向パッドが採用され、これまでの「Xbox」シリーズとは一線を画した形状になっています。これまでの「Xbox」シリーズでは、方向パッドを多用する人から正確な方向が押しにくいという声が上がっており、それに応えた形です。
中央には、専用のShareボタンが新たに採用されています。このボタンを使うことで、画面のキャプチャーや録画などのコンテンツを簡単に共有することができます。

このように「Xbox Series X」のコントローラーが素晴らしいものであることは分かるのですが、私は「PowerA Enhanced Wired Controller – Team Kitty」の使い勝手がいいのと、今使わないとずっと使わないままになりそうなので、「Xbox Series X」ではずっとこちらを使っています。
PowerAのコントローラーを使うのは初めてだったのですが、スティック、トリガー、バンパー、ボタンなどの押し具合(引き具合)は「Xbox One X」の純正コントローラーに劣ることはなく、半年使ってもこれといった不具合も起こらず耐久性もあります。
決め手は、最大の特徴であるアドバンストゲーミングボタン(マッパブルボタン)で、2個あるボタンにA/B/X/Y/LB/RB/LT/RT/左スティック押し込み/右スティック押し込み/方向パッドを割り振れます。
左スティック押し込みもプログラムできるのがミソで、「TOMB RAIDER」シリーズや「ASSASSIN’S CREED」シリーズ、「STAR WARS JEDI: FALLEN ORDER」などで、左スティックでキャラクターを操作しながら左スティックを押し込んでダッシュするという面倒な操作から解放されたのです。
有線ではありますが、送料込みでも5000円しないコントローラーでこれが可能になるのが素晴らしいです。いつか、「Xbox Series X」の純正コントローラーでも価格据え置きで実現させてほしいところです。

【描画・画質】9
前述したように、「Xbox Series X」は、8コアのZen 2 CPUをカスタムプロセッサに搭載し処理能力は「Xbox One」の4倍、12テラフロップスのRDNA 2 GPUは「Xbox One」の8倍の性能を秘めています。
これらにより、4K解像度での60FPSを実現し、120FPSでの描画にまで対応します。カスタムプロセッサには、可変レートシェーディング(VRS)、DirectXレイトレーシング(DXR)などの技術も盛り込まれています。
しかし、「Xbox One X」でも、4K、60FPS、HDRには対応しており、「Xbox Series X」専用でこなれたゲームが出てくるまでは、見た目に大きな違いはなさそうです。
「OPTIMIZED FOR XBOX SERIES X|S」対応の「GEARS 5」や「STAR WARS JEDI: FALLEN ORDER」をプレイすると、ロードの速さという点ではかなりの恩恵が感じられます。また、フレームレートも安定しているのかもしれません。
私は、テレビは、4K、60FPS、HDR10対応のVA液晶テレビ「SAMSUNG 49MU7000」を使っていて、もちろん、HDMI2.1端子はありませんが、現時点では特に不満も感じません。
HDMI2.1をフル活用したゲームが当たり前になるかチャンスがあれば、有機ELテレビに買い替えるかといったところです。
「Xbox One X」を持っていて、4K、60FPS、HDR10対応のテレビを持っている人は、「Xbox Series X」の画質に特に惹かれるということなら、急いで買い替える必要はないと思います。
HDMI2.1をフル活用したゲームが当たり前になってからで大丈夫です。その頃には、本体も十分に供給されていることでしょうし、マイナーチェンジ版も発売されているかもしれません。

【サイズ】9
「Xbox」史上最も小さな本体を誇る「Xbox One X」の後継機種となるのが、発売当初は空気清浄機と揶揄された「Xbox Series X」ですが、実際のスペックはどうなのでしょうか。他のハードとスペックを比較してみましょう。

Xbox One: 幅343mm×奥行き263mm×高さ80mm。
Xbox One S: 幅295mm×奥行き230mm×高さ65mm。
Xbox One X: 幅300mm×奥行き240mm×高さ60mm。
Xbox Series X: 幅301mm×奥行き151mm×高さ151mm(横置き)。
Xbox Series S: 幅275mm×奥行き151mm×高さ65mm(横置き)。
プレイステーション4: 幅275mm×奥行き305mm×高さ53mm。
プレイステーション4スリム: 幅265mm×奥行き288mm×高さ39mm。
プレイステーション4Pro: 幅295mm×奥行き327mm×高さ55mm。
プレイステーション5: 幅390mm×奥行き260mm×高さ104mm(横置き)。
プレイステーション5DE: 幅390mm×奥行き260mm×高さ92mm(横置き)。

新世代機2機種各2バリエーションは、分かりやすいように横置き時のスペックにしてあります。
新世代機は、「Xbox Series S」を除き、いずれも前世代機を越えるサイズで、見た目だけでなく実際に大きいことが分かります。
重量も、「Xbox Series X」は、「Xbox One X」が「Xbox One」ファミリーでは最重量の3.81kgだったのを大幅に上回る4.45kgもあります。
「プレステーション5」は4.5kgで同等、「プレイステーション5DE」はディスクドライブを省いた分軽く3.9kg。
「Xbox Series S」は、重量がわずか1.93kgしかなく、コンパクトでかわいらしいデザインとともに、「NINTENDO SWITCH」ユーザーが2万9880円(税抜)という価格とともに、新しい世界に足を踏み入れやすくなっています。

「Xbox Series X」にしろ、「プレイステーション5」にしろ、排熱と静音に配慮されたモデルであり、AVラック内に置いてプレイするのではなく、空気の流れがいいところに縦置きするのが前提のサイズとデザインになっています。
ただ、「プレイステーション5」は、横置きすればAVアンプやブルーレイレコーダーなどに近いサイズとデザインであり、収納時はAVラックに横置き、プレイ時は引っ張り出して縦置き、という置き方はできます。
私は、「Xbox Series X」でこれを行っており、上下2段の仕切りもこのために調整しています。排熱と静音に配慮されたサイズとデザインになっているのはハード寿命を考えると仕方ないことなのかもしれませんが、やはり、横置き前提のサイズとデザインにしてほしかったところはあります。

【拡張性】9
端子は、電源コード端子、イーサネット端子、HDMI2.1端子、USB3.1Gen1端子×3、ストレージ拡張端子、と5種類7端子あります。
ストレージ拡張端子は、「Seagateストレージ拡張カード」を装着するための端子。オプションの外付けSSDで、本体に1TBの超高速ストレージを追加でき、本体内部のSSDと同様に機能します。
ただ、「Seagateストレージ拡張カード」は現状高価で、プレイ中のゲームは本体内部のSSDにインストールし、とりあえずダウンロードしたゲームやプレイし終わったゲームは、外付けHDDに保存しておいてもそれほど不便ではないと思います。
また、「Xbox Series X」自体は、毎月のように何らかのアップデートが施されており、その多くがユーザーの要望に応えたものなので、そういった意味での拡張性は極めて高いと言えます。

【総評】9
「Xbox One X」でも、4K、60FPS、HDRには対応しており、テレビ的にもゲーム的にも、これといった不満点はありません。
実際、私は、「Xbox One X」と「Xbox Series X」を併用していて、「OPTIMIZED FOR XBOX SERIES X|S」(XBOX SERIES X|S向けに最適化)と書かれたゲームのみ「Xbox Series X」でプレイし、それ以外は「Xbox One X」でプレイしています。
「Xbox Series X」が発表された時にはまだ早いと感じたし、購入は見送って当分は「Xbox One X」でプレイしようと思っていましたし、実際に部分的にはそうしています。
とはいえ、「プレイステーション」の新型が出るとなれば対抗せざるを得ませんし、何よりも日々進化するパソコンでプレイできるパソコンゲームがある以上、ゲーム機でもそれに近い体験ができる必要があります。
そして、発売されるなら、あまり苦労せずに買えるなら、やはり、買わざるを得ず、予約開始日に予約して発売日に手に入れました。
「Xbox Series X」で大きかったのは、「Xbox One」と周辺機器もゲームも完全に互換性があることで、4K、60FPS、HDRの「Xbox One X」に対して、しばらくは大きなアドバンテージはありません。
それでも、毎月のように行われるアップデートや、サードパーティーの専用ゲームが増えてきたり、2022年のホリデーシーズンにはマイクロソフトから専用ゲームがリリースされる可能性があり、本体のポテンシャル的にも楽しみであるのは確かです。
価格も4万9980円(税抜)という戦略的なもので、買う必然性はなかったものの、買っておいて損はなかったと思います。何よりも、新規性のある体験は、やはり、楽しいものですから。

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