懸垂マシンに組んで使う「Yaesport プルダウン プーリーケーブルセット」レビュー

私が懸垂マシン「Marcy Power Tower TC-3508」を2018年10月20日頃から使い始めて3年以上が経過しました。
大柄なアメリカ人を対象に作られているからか、安定感も高くて使いやすく、これといって大きな問題もなく順調に使えています。
朝のトレーニングは、懸垂マシンでは、チンニング(ワイド、ニュートラル、リバース)、ディップス、レッグレイズを行っていて、それに、スクワット、カーフレイズ、プッシュアップ(ナロー、ニュートラル、ワイド)、アームバー、カール、ハンドグリップなどを加えています。
ただ、これらのトレーニングを毎日のように繰り返すのではなく、もう少し違ったメニューを組み込みたいと思ったのと、「SPORTEC 2021」に行ったり、コストコで自宅用のマシンを見るにつけ、自宅でもケーブルトレーニングをやりたいと考えるようになりました。

そこで、Amazon.co.jpや楽天市場、AliExpressなどでケーブルトレーニングのセットを調べてみると、必要最低限の器具がセットになったものが3000円ぐらいから買えるということが分かり、あれこれと調べた上で購入することにしました。私が買ったのは、Amazon.co.jpで販売されている「Yaesport プルダウン 上腕三頭筋エクステンションフィットネスワークアウトプロフェッショナル機器 プーリータイプのケーブルマシンのオスとメスのプロの筋力フィットネス機器前腕手首トレーニング」です。
ネット通販にありがちな長い名前で、正式名称やもっと短い名前はないか探してみたのですが見つからなかったので、レビューでは「Yaesport プルダウン プーリーケーブルセット」と略しました。

パッケージ内容は、以下の通りです。

・アップグレードローディングピン(長さ28cm、トレイ径8cm)
・高強度合金ケーブル(鉄、ナイロンロープ、長さ2.5m、直径0.5cm)
・耐摩耗性ストラップ(ハンギングストラップ)
・グールバックル(3個)
・サイレントメタルプーリー(直径9cm)
・ストレートロッド(ストレートバー)(長さ41cm)
・湾曲ロッド(トライセップロープ)
・レンチ(スプリットプーリー)

ケーブルマシン用のアタッチメントは様々なものがありますが、当面はストレートバーとトライセップロープがほしいと思っていたので、この2つがセットになって3000円台で買えるというのが魅力で、このセットを購入することにしました。
2021年12月25日に注文して12月28日に到着したのですが、パッケージもパッケージを開けてからも感心しました。
セットが中に入った段ボールをビニールで完全にくるんでいるのですが、それを段ボールに入れて発送されており、その発送方法と厳重なパッケージングにまず感心しました。
また、パッケージを開けると、それぞれの器具が丁寧に梱包されて傷がつかないように入れられており、この点でも好感度がアップしました。

ただ、アップグレードローディングピンは、粉体塗装などではなく、スチールに黒い塗装を施しただけのような感じで、プレートを何百回と着脱していると傷だらけになりそうだし、着脱時に金属同士がぶつかる音も気になりそうです。
そこで、ホームセンターで内径25mm外形33mmのホースを30cm分買ってきてピンにはめることにしました。ちなみに、10cmで33円なので、30cm買ってもわずか99円(税別)です。
それを20cmほどにカットしてピンに押し込み、外径がぎりぎりでプレートがスムーズにはまらないので、両頭グラインダーで念入りに削りました。また、底にも塩ビシートを切り抜いてはめています。
これらの作業に少し手間暇はかかったものの、ピンに傷がついたり脱着音がすることがなく、プレートがぐらつくこともないため、着脱時も使用時もそうしたストレスを感じることがなくなりました。

また、実際に使ってみると、ケーブルが2.5mではユーザーレビューでも書かれているように長すぎるため、ホームセンターでワイヤークリップを買ってきて短くしました。
ただ、ケーブルの被膜が痛みそうだし、2.5mのケーブルは2.5mのままで使い、短いケーブルを買い足した方が良さそうと思って長さを計ったところ1.75mぐらいでした。
そこで、こちらもAmazon.co.jp、楽天市場、AliExpressなどで調べ、最終的にAliExpressで1.8mのケーブルを注文しました。
1.8mのケーブルで各種メニューをやってみると、ピンがイスの座るところに下りるようにしていることもあり、立ってやるメニューだとまだ少し長いのですが、イスに座ったり、しゃがんだりするメニューだとまずまずの長さになります。
2.5mのケーブルは、床に座ってローイングをするなら使えそうなのですが、座った前方にもプーリーを固定しないとローイングマシンぽくはならないので、今のところは使い道がありません。

さて、ケーブルセット全体としては、前述したように3000円台でストレートバーとトライセップロープが付属して必要最低限のものがそろい、30kg程度の重りなら全く問題ないため、買い得感は高いと思います。
3000円台でストレートバーとトライセップロープの両方が付属したセット自体が少なく、すぐに買い足さないといけないため、この両方が付いたセットはありがたいのです。
また、30kg程度の重りなら全く問題ないと書きましたが、ケーブルトレーニング自体がまだ始めたばかりで徐々に重量を増やしている段階のため、それを超えるような重量は試していないだけです。
雰囲気的には、30kgでいっぱいいっぱいという感じではなく余裕がありそうだし、公称最大負荷は150kgになっているので、限界はまだまだ先だと思います。

「Yaesport プルダウン プーリーケーブルセット」を買ったことで、朝のトレーニングが懸垂セットだけから懸垂の日とケーブルの日になったことで、筋肉にかかる負荷も微妙に異なるようになり、実際に効果も出始めているので、買って本当に良かったと思います。
ケーブルの日のセットメニューは、今は10種類近くをやっていますが、これらのメニューに慣れてきてバリエーションを増やしたいと思うようになったら、ラットプルダウンバーやDハンドルなどのアタッチメントも買ってみようかなと考えています。

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