「ょすみん。LIVE」レビュー

【GENRE】
パズル

【PUB./DEV.】
スクウェア・エニックス/スクウェア・エニックス

【RELEASE DATE】
2009/5/27(XboxLIVEアーケード)

【OUTLINE】
「ニンテンドーDS」から移植されたパズルゲームです。9×9のマスの中に並んだ81個のょすみん。の中から、四方が同じ色・形のょすみん。を選んで消し、画面左側の「のるま」に表示された内容を、その数だけ消せばステージクリアになるというルールです。
落ちものパズルゲームのように、上から新たなょすみん。が落ちてくることはなく、ょすみん。を消したところなどが、新たな色・形のょすみん。に切り替わります。オンライン対戦も用意されています。

【GAME MODE】
とことんょすみん。
ょすみん。の基本となるモードで、制限時間内にステージをクリアして、最終的に何ステージまで進めるかに挑戦します。とりあえずステージ50が一区切りになりますが、ステージ50をクリアしても、ステージ51が始まります。
私は、ステージ80ぐらいまでは確認していますが、このモードはコンティニューできてもセーブできないため、その先はプレイしていません。

ょすみん。には、通常の6種類に加えて、以下のょすみん。があります。

かみょすみん。
すべての色の代わりとして使える上に、消すと時間が大きく回復します。

ぷらょすみん。
選択すると、たて・よこ方向が同じ色に変化します。

はねょすみん。
つかんで動かせるため、うまく使えば自分でヨスミを作ることもできます。

でかょすみん。
巨大なょすみん。で消しにくいものの、使いようによっては便利です。

ワルょすみん。
巻き込んで消すと、画面全体がシャッフルされてしまいます。

ボスみん。
有無を言わさずシャッフルしてしまう巨大なょすみん。です。

ょすみん。の消し方には、以下の方法があります。

ちょい消し
10匹以下消します。

やや消し
11匹~27匹消します。

スゴ消し
28匹以上消します。

ょすみん。
81匹すべて消します。

ましかく
正方形を作って消します。サイズは問いません。

ひみつ
同じ色を4回連続で消します。「ましかく」は、2回分、カウントされます。

ょすみん。バトル
コンピューターと対戦して勝ち抜いていくモードで、時間が先になくなった方の負けです。大きく消すと相手の時間を減らせ、ひみつゲージが半分以上溜まったら、右トリガーでひっさつわざを繰り出せます。ゲージが満タンにたると、自動発動します。ほしょすみん。を巻き込んで消すと、ひみつゲージが多めにアップします。

オンライン対戦モード
Xbox LIVEによる2人対戦が行えます。

ともだちとバトル
オフラインで2人対戦できます。

ょすみん。アドベンチャー
ダウンロードコンテンツ(DLC)でダウンロードできるモードです。世界に散らばってしまった「ステンドグラスのかけら」を集めます。5ステージごとに「かけらのもと」が出現し、すべて消すとステンドグラスのかけらが手に入ります。
また、決められた色を一定数以上消すと、「ごほうび」がもらえます。そのごほうびを装備すると、「はねょすみん。が出やすい」、「のるまが少し減る」などの特典があります。

【ACHIEVEMENT】
はじめての「ょすみん!」(10): 「ょすみん」(全消し)を1回決めます。
はじめてのひみつボックス(10): 「ひみつ」のボーナスを1度出します。
れんぞくましかく(15): 「ましかく」を連続で5回以上出します。
れんぞくょすみん。(15): 「ょすみん」を連続で2回以上出します。
スコアだいすき(20): 累計スコア1億点を突破します。
マッハでクリア(15): ステージ開始後8秒以内にクリアします。
とことんだいすき(25): 「とことんょすみん。」モードを50ステージクリアします(コンティニュー可)。
つづけてれんさ(15): 1ステージの間に連続して30連鎖以上します。
ょすみん。だいすき(20): ょすみん。たちを1ステージで10万匹消します。
ょすみん。マスター(35): 「ょすみん。バトル!」をコンティニューせずに13分以内でクリアします。
はじめてのオンライン(10): 「オンラインバトル!」を1回遊びます。
なんどもオンライン(10): 「オンラインバトル!」を10回遊びます。
アドベンチャークリア(10): 「ょすみん。アドベンチャー」をクリアします。
ごほうびコンプリート(10): 「ょすみん。アドベンチャー」でもらえるごほうびをコンプリートします。
ょすみん。プレミアム(30): 「ょすみん。アドベンチャー」のすべてのコースで「ないすクリア」します。

OVERALL(250): 実績コンプリートは簡単ではありません。「はじめての「ょすみん。」」から、「マッハでクリア」までは、粘り強く狙ってプレイしていれば、いずれは解除できます。
しかし、「とことんだいすき」以降のオフライン実績は、かなり厳しくなります。「とことんだいすき」は、コンティニュー可なのでなんとかなりそうに感じますが、セーブ不可のため電源を落としてしまうとステージ1からやり直しになってしまいます。
そのため、いったん始めたら、解除できるまでは休憩こそできるものの、電源を落とすことはできません。私は、結局は2晩電源をオンにしたままで寝たほどです。
「つづけてれんさ」、「ょすみん。だいすき」、「ょすみん。マスター」も、かなりやっかいな実績で、解除は困難を極めるでしょう。
オンライン関係の実績は、勝ち負けに関係なく10回遊べば解除できるのですが、人がいるかどうかが問題で、タイミングが悪いと誰にも遭うことができません。
追加の実績は、全部で180ステージあり、コンティニューもセーブもできますが、終盤の難易度は高く、解除は楽ではないでしょう。
そんなわけで、平均的なプレイヤーなら、250Gの半分の125Gが目標になります。

【GRAPHICS】8
パズルゲームで大切なのは、パズル自体の画面が見やすいことで、背景はそれほど重要ではありません。
背景がパズル自体の画面に勝っているようなパズルゲームもまれにありますが、そういうゲームのグラフィックはパズルゲームとしては問題があります。そうした意味では、本作のグラフィックはよくできています。
まず、パズル自体の画面のバックが背景ではなく、黒くなっているのが褒められるところです。
パズル自体の画面のバックがカラフルな背景になっているパズルゲームも少なからずありますが、肝心のパズルが見づらく、プレイ時間が長くなってくると目が疲れてしまいます。
しかも、本作の場合には、四方が同じ色・形のょすみん。を選んで消すため、離れた場所にあるょすみん。が同じ行や段にあるかどうかを素早く確認しなければならないのですが、マス目がうっすらとチェック柄になっており、それとなくこれに貢献しているのです。ょすみん。の色と形も、まずまず識別しやすいと思います。
背景は、Xbox LIVEアーケードになって海外のプレイヤーがプレイする機会も増えることから、オーストラリアのデザイナーに依頼し、ニンテンドーDS版の日本的な可愛らしさを引き継ぎながらも、欧米的な色使いをうまく混ぜたということです。
個人的には、パステル画のような柔らかい色調とデジタル的なくっきりとした輪郭は好きですし、パズルゲームの背景としてうるさすぎないのがいいところです。欲を言えば、背景のパターンがもう少し多ければと思います。

【SOUND】8
ステレオです。パズルゲームは、同じような画面で延々とプレイすることが多いため、うるさすぎず飽きのこないBGMが望まれます。
また、BGMの曲調がアップテンポになるなど変化することで、音でもプレイヤーに状況を知らせる必要があります。この点では、本作の音楽は合格点をあげられます。
パズルゲームでもうひとつ重要になるのが、効果音とセリフです。本作では、両者とも過不足ないものになっています。本作の場合、ちょい消し、やや消し、スゴ消し、ましかく、などの消し方がありますが、それらを決めるたびに、少し高い声で、その名称を呼んでくれます。
また、ょすみん。を達成した時には、溜めた上で「ょすみーん!」と大きな声で言ってくれるのですが、これがなかなか心地良いのです。サウンド面も、良好です。

【CONTROL】7
ょすみん。の消し方としては、以下の2通りがあります。
Aボタンでょすみん。をクリックし、そのまま対角線のょすみん。まで引っ張って再度、Aボタンをクリックする。
Aボタンを押してょすみん。を指定し、対角線のょすみん。をAボタンで指定する。
このボタン操作は、一見すると簡単なようですが、あせっていると、時々、クリックが外れてしまったり、うっかり2度押ししてしまったりすることがあります。
消し方を2通り用意するのは親切なようでもあるのですが、オプションでどちらかに固定できる選択肢があっても良かったと思います。

【GAMEPLAY】8
私が本作を初めてプレイしたのは、「東京ゲームショウ 2007」で配信されていた「ニンテンドーDS」のお試し版でした。
お試し版ということもあって、最初はパズルゲームとしては斬新と思えるルールに勝手が分からなかったのですが、ブースに並んでいる間に繰り返しプレイしていると、徐々にその面白さが伝わってきました。
そのため、「ニンテンドーDS」の電源を落とさずに、家に帰ってからも数日間は折にふれてプレイし続けたものです。ただ、パズルゲームに2940円(実質約2400円)を出す気にはなれず、1480円に値下がりしたら買おうと決めていました。
そんな折、Xbox LIVEアーケード版の発売が発表されたのです。価格は800MSPなので、実質1200円ですから、自分が考えていたよりも安く買うことができます。
そんなわけで、実績が解除しづらいという評判もあったものの、フレンドが半分近く実績を解除していたこともあり、初めてXbox LIVEアーケードをダウンロード購入したのです。

そんな「ょすみん。」ですが、「ニンテンドーDS」のお試し版をやり込んでいたこともあり、スンナリと入り込むことができました。
本作は、落ちものゲームにはない、四方が同じ色・形のょすみん。を選んで消すということがとても楽しく、しかも、消す大きさや形を自分で決められるというのがとても魅力的でした。
コツコツとちょい消しを重ねていくのもありなら、豪快にスゴ消しを決めるのも良しで、その自由度の高さは常に動きがある落ちものパズルでは得にくいものがあります。
その上、のるまが、ステージごとに色・形、消し方などを変えてくるため、それをどのように達成するかという楽しみも得られます。
本作も、パズルゲームである以上は運の要素もあるのですが、ちょい消しにするか、スゴ消しにするか、かみょすみん。、ぷらょすみん。、はねょすみん。、ワルょすみん。などの使い方をどうするかなどで作戦が分かれてきます。本作は、そのあたりの運とテクニックのバランスが絶妙になっているのです。

不満点は、コントロールのところで述べているような、ょすみん。を消す際の操作性と、ょすみん(全消し)を狙って隅の色・形を変える際に意地悪をするかのようになかなか希望の色が現れないところでしょうか。これは、感覚的には、本当に現れづらいです。
最大の不満点は、「とことんょすみん。」をプレイする際に、コンティニューはできてもセーブはできないという点です。私は、50ステージまでクリアするのに、2晩も「Xbox 360」の電源をオンにしたままにせざる得ませんでした。
2晩とも、深夜3時頃まで起きてプレイし続け、やむなく寝たのですが、寝ている時も、本体がしっかりと動いているか気がきではありませんでした。「Xbox 360」本体はもちろんのこと、プレイする側の心身にも良くはないので、配慮してほしかったところです。
ただ、それを反省したのか、「ょすみん。アドベンチャー」では、オートセーブされるようになっています。こうした点は、遅まきではあるものの、評価したいところです。

【LONGEVITY】7
本作は、お手軽なXbox LIVEアーケードのゲームではありますが、「とことんょすみん。」を50ステージまでクリアするだけでも、十数時間以上はかかります。
DLCで配信される「ょすみん。アドベンチャー」も、わずか80MSPというバジェットプライスながら、それ以上にプレイ時間が長くなっています。
飽きるということがほとんどないゲームだけに、こちらもダウンロードすれば、かなり長く遊べることでしょう。ここでは、本編だけということで、「7」にしておきます。

【OVERALL】8
本作は、「ニンテンドーDS」で2007年11月8日に2940円で発売されたものが、1年半後にXbox LIVEアーケードでDLCを合わせても880MSP(実質1320円)で買えてしまえるのですから、かなりお買い得だと言えます。
しかも、パズルゲームの中にあっては、斬新で、自由度も高く、爽快感もたっぷりと得られます。パズルゲーム好きはもちろんのこと、ちょっと息抜き的なゲームがやりたいという人にも適していると思います。
ただ、息抜きの域を超えて、すっかりはまってしまう人の方が多数派になることでしょうが・・・。

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