「Microsoft Flight Simulator」#60(マーヴェリックアクティビティ(チャレンジ7: 上級チャレンジ2(ダークスター)))

「Microsoft Flight Simulator」のご紹介の続きです。

「マーヴェリックアクティビティ」の紹介です。トム・クルーズ主演「トップガン マーヴェリック」の公開を記念したF/A-18による様々なアクティビティです。

チャレンジ
低空飛行チャレンジ、大陸間成層圏飛行、空母着陸チャレンジなど、様々なアクティビティに参加しましょう。

上級チャレンジ

ダークスター
成層圏飛行
これまで以上に速く、高く飛ぶ準備はいいですか? この極超音速での大陸間飛行は、長時間飛行能力の過酷なテストです。
速度と高度のいずれもがきわめて高いため、どんな些細な操作や機動もフライトパラメーターや燃料残量に大きな影響を与える可能性があります。成層圏まで完全に機体を制御し続けられるのは、この上なく勇敢で卓越したパイロットだけでしょう。
・アフターバーナー全開で離陸します。
・高度30,000フィートで機首を下げ、緩やかに降下しながら加速して音の壁を破ります。
・マッハ3に達したらスクラムジェットの切り替えを開始。その後、地球の丸さと真っ黒な宇宙がはっきりと見える高度100,000フィート以上まで上昇します。
・高度120,000フィート、速度マッハ9でアメリカ合衆国を東西に横断する極超音速の旅を開始します。
・高度100,000フィートまで降下したらスロットルを緩め、操縦桿をいっぱいまで引いて減速に移ります。
・高度50,000フィート、速度マッハ4を下回ったらタービンエンジンを再始動し、国の反対側に位置しているケープ・カナベラルへの着陸に備えます。

[目標]
・離陸と初期上昇。
>方向パッド左で駐機ブレーキを解除。
>Aボタン長押しでスロットルをMILまで押す。
>Aボタンを離した後に再び長押ししてアフターバーナーに点火する。
>180ノットまで加速。
>左スティックで離陸。
>方向パッド右で着陸装置を収納。
>ピッチ10°を維持。
>マッハ0.9に到達。
>GPS針路を維持。
>徐々にピッチ角を上げてマッハ0.9を維持。
>ピッチ20°を維持。

・超音速への移行
>ロールして機体を上下反転させる。
>1Gのプルダウンを維持。
>-20°まで徐々にピッチダウン。
>無負荷のロールで直立状態に戻す。
>操縦桿を引き続けて1.2Gを維持。
>10°まで徐々にピッチアップ。
>GPS針路を維持。
>マッハ3に到達。

・スクラムジェットへの切り替え。
>コックピットにあるボトムビーコンスイッチを起動。
>コックピットにあるトップビーコンスイッチを起動。
>コックピットの燃料電池スイッチを起動。
>コックピットにあるスクラムジェットスイッチを起動。
>スクラムジェットが最大出力に達するのを待つ。

・マッハ4から9へ。
>ピッチ10°を維持。
>マッハ9に到達。
>徐々にピッチを下げて120,000フィート以上で安定させる。
>水平直線飛行を維持。

・合衆国横断。
>ケープ・カナベラルに到達。
>GPS針路を維持。
>高度120,000フィートを維持。

・マックスマッハラン。
>操縦桿を押し続けて-0.3Gを維持。
>-10°まで徐々にピッチダウン。
>スロットルを下げてIDLEにする。
>操縦桿をいっぱいまで引き続ける。
>下限高度80,000フィート以上を維持。
>マッハ5に減速。

・降下
>-10°にピッチダウン。
>50,000フィートまで降下。
>タービンの出力を80%に設定する。
>コックピットにあるスクラムジェットスイッチをオフにする。
>10,000フィートまで降下。

・基地に帰還
>ウェイポイントHODUBに到達する。
>3,000フィートまで降下する。
>ウェイポイントGIGLEに到達する。
>1,800フィートまで降下する。
>グライドパスに機体を乗せる。
>機体と滑走路を一直線にする。
>スロットルを下げてIDLEにする。
>200ノットに減速。
>方向パッド右で着陸装置を展開。
>滑走路13に着陸する。
>機体を停止させる。

[コメント]
飛行時間35分という長丁場にもかかわらず明らかに説明不足なところがあり、最後のパートを除いて失敗したら一からやり直しという極めて不親切なチャレンジです。
もっとも、他のチャレンジのようなランク付けはなく、最終地点での着陸に成功しさえすればチェックマークが付いて完了したことになります。
そのため、指示に対して神経質になることはなく、場合によっては指示通りにならなくても構いません。
重要な計器類は以下の通りで、これらは頻繁にチェックします。最上段にある速度計(MACH)、中央にある角度計、中央右にある高度計、中央左端にある重力計、右下にある針路計。
それでは、パートごとに分かる範囲で解説していきます。

・離陸と初期上昇。
離陸するまでは言われることを順にやり、緑色に変わるのを待つだけです。
離陸はフワッと軽く行い、GPS針路は離陸時点でズレているので離陸直後から右に旋回します。
マッハ0.9を維持するために徐々にピッチ角を上げますが、最終的にピッチ20°にするため、徐々にピッチ角を下げていきます。

・超音速への移行
機体を上下反転させたら1Gを維持して-20°まで徐々にピッチダウンします。
この際、1Gを維持するのは極めて困難ですが、“徐々に”どころかできる限りゆっくりと-20°(角度計の上)までピッチダウンしていきます。
無負荷のロールで直立状態に戻したら、1.2Gを維持して10°まで徐々にピッチアップします。ここを焦ると、後にマッハ3まで速度を上げることができなくなります。
この際、1.2Gを維持するのは極めて困難ですが、“徐々に”どころかできる限りゆっくりと10°(角度計の上)までピッチアップしていきます。
GPS針路がズレているはずなので、マッハ3に到達するのを待ちつつ、GPS針路を修正していきます。

・スクラムジェットへの切り替え。
このパートに関しては、コックピット内で操作すべき場所を教えてくれるので、言われるままに操作します。
ボトムビーコンスイッチとトップビーコンスイッチは右後ろで横並び。燃料電池スイッチは中央下操縦桿のすぐ右。スクラムジェットスイッチは中央ディスプレイのすぐ左。

・マッハ4から9へ。
ピッチ10°を維持してマッハ9に到達するのを待ちますが、合わせてGPS針路のズレも修正しておきます。
徐々にピッチを下げて120,000フィート以上で安定させるのですが、高度はピッチの上げ下げに想像以上に大きく反応し、行き過ぎた場合は戻すのに時間がかかります。そのため、大きくズレていない限り、極めて繊細な指先の動きで修正します。
水平直線飛行を維持する際は、すべてを無視して水平直線飛行することだけに注力します。そうすれば、すぐに緑色に変わります。

・合衆国横断。
ここから16分間は、ひたすらGPS針路の維持と高度120,000フィートの維持を行います。いずれも、極めて繊細な指先の動きで修正し続けます。この後、急に忙しくなるので、心の準備をしておきます。

・マックスマッハラン
操縦桿をひたすら押し続けて-0.3Gを維持し続けたら、今度は操縦桿をいっぱいまで引き続け、Bボタンを押してスロットルを下げてIDLEにし、下限高度80,000フィート以上の維持をめざします。

・降下
-10°にピッチダウンし、50,000フィートまで降下します。合わせてGPS針路のズレも修正しておきます。
ここで、「タービンの出力を80%に設定する」という明らかに説明不足な目標が提示されます。
私は、初回はコックピット内を見回してもどのスイッチを操作すればいいのか分からずに着水、2回目はあれこれと迷い続けて適当に操作してどうにか着陸。
3回目で、その経験からあたりをつけてこれだろうというレバーを何度か操作して、少ないタイムロスで緑色に変えることができました。
確信はないのですが、左下にある2本のスロットルで「スロットルの調整」を何度か行って最終的にいずれも60%にすると緑色に変わったため、ここが関係ありそうです。
中央ディスプレイのすぐ左にあるスクラムジェットスイッチをオフにします。
10,000フィートまで降下しながら、GPS針路のズレも修正していきます。

・基地に帰還
これ以降に失敗しても、ここからやり直しになります。私も、着陸の勝手が分からず、何度もやり直しているうちに日が暮れてしまいました。
ここからは、視点をコックピット内外を適宜入れ替えて微調整しながら着陸に臨みます。
ウェイポイント2ヵ所は、場所も高度もおおむね目標通りに進みます。2つ目のウェイポイントを過ぎると、目標が一気に現れます。
このうち注意したいのは、「スロットルを下げてIDLEにする」です。これにあまり早く取り掛かると、滑走路直前で失速して墜落してしまいます。機体が完全に水上に差し掛かるまで待ちます。
200ノットに減速した段階で機体が自動的に降下するため、その時点で高度は1500フィートぐらいが望ましいです。
タッチダウンは、滑走路と機体ができるだけ水平になるように機首を持ち上げて行います。着陸したらXボタンを押して機体を停止させます。
私の飛行時間が長くなっているのは「基地に帰還」から何度もやり直したためで、逆に言うとここまでたどり着いてしまえば後は通常の「着陸チャレンジ」と同様に何度も繰り返すだけです。ランク付けがない分、楽だとえも言えるでしょう。

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