「2026 SUPER FORMULA 公式テスト」を見るために、2026年7月1日に富士スピードウェイに行ってきました。
SUPER FORMULAの公式テストがシーズン中に富士スピードウェイで行われるのは2026年で4回目となります。
また、ほぼ半月後の7月17-19日には「第3回瑶子女王杯 2026年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 ROUND 3、6、7」が富士スピードウェイで開催されるため、それに直結する貴重な公式テストになります。
ちなみに、ROUND 3、6、7と3レースもまとめて行われるのは、ROUND 3となるオートポリスの決勝が悪天候により中止となったからです。1日は、そんな重要なテストの2日目でセッション3とセッション4の走行となります。
梅雨真っただ中に行われる公式テストとあって事前の天気予想では雨模様だったのですが、直前に曇り予想に変わっています。

私が富士スピードウェイに到着した9時前には薄日が差すほどで、9時30分のセッション3開始時点でもそれに変わりはありませんでした。
セッション3は9時30分から11時30分の2時間で、いつもの公式テスト同様に数周走ってはセットアップを煮詰めていくチームもあれば、ロングランを行うチームもあるといった状態です。
私は、写真や動画を撮りながら、第13コーナーからダンロップコーナー、GR GTコーナーと移動して午前のセッション3を観戦。
トップタイムをマークしたのは、PONOS NAKAJIMA RACING SF23の佐藤蓮で1分23秒026。2番手もチームメイトのイゴール・オオムラ・フラガが1分23秒217で入っています。
3番手がDOCOMO DANDELION M6Y SF23の太田格之進、4番手がVANTELIN TOM’S SF23の坪井翔と、実力者が上位を占めています。
そんな中、501号車という見慣れぬ車番のクルマが5番手に入っていますが、San-Ei Gen with B-Maxのエヴァン・ジルテールで、この日がSUPER FORMULA初走行とは思えぬ速さを見せています。いずれは、レギュラードライバーの座を獲得するのでしょうか。

昼休みは、例によってピットビューイング。平日の公式テストとあって混雑度は適度で、各チームのピットをじっくりと見ることができました。
また、チームによってはドライバーが写真撮影やサインに応じたり、チームによってはノベルティを配布するなど、いつも通りの光景を見ることができました。
公式テストのビットビューイングはレースウィークとは違って無料で行われるし、平日のSUPER FORMULAは見やすいため、公式テストはもちろんのこと、ピットビューイングも参加してほしいところです。
なお、こうしたイベントではお土産を買って帰るのが常ですが、富士スピードウェイのオフィシャルのお土産は新商品がほとんどないのが残念なところです。
特にお菓子は、レギュラークラスの手頃なお菓子で新商品を開発してほしいものです。

さて、公式テストの大ラスとなるセッション4は14時00分から15時50分で、16時00分から10分間はAグループによる占有走行、16時15分から10分間はBグループによる占有走行、となります。
2クラスに分かれての占有走行が行われるのは、セッションの最後はタイムアタックシミュレーションになるのが通例になっているものの、渋滞で思ったようなアタックができないケースがあるため。
24台が半分ずつに分けられると1グループあたり12台となり、円滑にアタックできるようになります。
セッション4は、午前のセッション3が気温25度、路面温度31度で蒸し暑かったものの、晴れ間がなくなったこともあり気温24度、路面温度29度と下がり、体感的にも少し涼しさを感じるほどでした。
セッション4は、セッション3以上に静かなスタートになるものなのですが、開始から30分だけはオーバーテイクシステムが使えることもあり、早々と1分23秒台に突入するドライバーも出てきます。
もっとも、大半のドライバーはロングランテストに当てており、見る側ものんびり見学といったところです。
私は、コカ・コーラコーナーから始まり、アドバンコーナーを経て、最後は例によってTGRコーナーで締めくくり。
セッション4の最後にはグループ分けされての占有走行が行われるため、本格的なタイムアタック合戦はここで行われることになります。
Aグループ、Bグループともに予選同様の展開になり、残り2分ほどで各車がタイムアタック。
結局、Aグループはイゴール・オオムラ・フラガが1分22秒378でトップ、Bグループは太田格之進が1分22秒361でトップ。
イゴール・オオムラ・フラガは、セッション1、2でトップ、セッション3、4で2位と安定した速さを披露。本番での走りに注目が集まります。
太田格之進も安定した速さを見せており、坪井翔も4セッションすべてでトヨタエンジン勢最速タイムをマークしています。
本番ではこの勢力図が3レース制でどのように変わるのか、注目したいものです。

このように、一日たっぷりと楽しめた公式テストでしたが、これで入場料は1200円(JAF会員などは1100円)で駐車料は無料と格安で楽しめます。
しかも、場内アナウンスは解説に土屋武士、特別ゲストも複数おり、パドックもピットビル2階のクリスタルルームも無料開放でピットビューイングもありと、コストパフォーマンスは極めて高くなっています。
SUPER GTの公式テストは高い入場料と駐車料で観戦コストがかかり、WECの公式練習も同様だけに、余計にSUPER FORMULAの敷居の低さが際立ちます。
2026年の公式テストはこれで終わりになったものの、シーズン閉幕後のルーキーテストなどはありそうですし、機会があればみなさんもSUPER FORMULAの公式テストにも足を運んでほしいものです。

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