「’96全日本富士GTレース大会」

1996年5月3、4日/富士スピードウェイ
1996年全日本グランドツーリングカー選手権シリーズ第2戦です。予選は、以下の通りです。

第1戦
1. 60 ラーク・マクラーレンF1GTR(服部尚貴、ラルフ・シューマッハ)1.29.528R
2. 37 カストロール・セルモ・スープラ(エリック・コマス、光貞秀俊)1.30.069R
3. 61 ラーク・マクラーレンF1GTR(デヴィッド・ブラバム、ジョン・ニールセン)1.30.255R
4. 36 カストロール・トムス・スープラ(関谷正徳、ペドロ・デ・ラ・ロサ)1.30.872R
5. 39 サードスープラGT(ワイン・ガードナー、アラン・フェルテ)1.31.250
6. 34 STPタイサンポルシェGT2(松田秀士、中子修)1.31.279
7. 35 総合警備 PORSCHE(山田洋二、田嶋栄一)1.31.453
8. 35 タイサン ポルシェ GT2(オスカー・ララウリ、土屋武士)1.31.735
9. 3 ユニシアジェックススカイライン(長谷見昌弘、田中哲也)1.32.298
10. 55 WISE スカイライン GTR(都平建二、河合博之)1.32.391
11. 1 カルソニック スカイライン(星野一義、影山正彦)1.32.498
12. 2 ZEXELスカイライン(鈴木亜久里、福山英朗)1.32.598
13. 556 KURE R33(鈴木利男、近藤真彦)1.32.827
14. 88 タムラ ディアブロ イオタ(和田孝夫、池沢さとし)1.32.907
15. 8 FET SPORTS SUPRA(トム・クリステンセン、谷川達也)1.33.285
16 43 BMBミニジューク ポルシェ(岡本金幸、檜井保孝)1.33.674
17. 100 ADVAN BP NSX(高橋国光、土屋圭市)1.33.791
18. 25 FEDEX 300ZX-GTS(影山正美、立川祐路)1.34.187
19. 19 JUN-トラスト スカイライン(小林且雄、古谷直広)1.34.349
20. 69 TCRC コムテック GT2(川越賢二、粕谷俊二)1.34.369
21. 5 シャトレーゼ・ポルシェGT2(飯田薫、太田哲也)1.34.459
22. 26 タイサン ポルシェRSR(鈴木恵一、新田守男)1.38.351
23. 72 WAKO’S BMW M3(木下隆之、牧口規雄)1.38.440
24. 910 ナインテンポルシェ(袖山誠一、長坂尚樹)1.38.453
25. 15 ブローバ  964ツインターボ(関根基司、光野太郎)1.38.456
26. 6 imuraya BP MR-2(川崎哲哉、脇田一輝)1.39.190
27. 7 RE雨宮SuperG RX7(山路慎一、和田久)1.39.205
28. 31 カルテックス ポルシェ(池谷勝則、茂木和男)1.39.303
29. 51 コブラポルシェ(石原将光、野地広行)1.40.894
30. 21 BP-アドバン-M3(水野文則、一ツ山康)1.41.018
31. 11 ムラウチ カメイ GTS-R(石森浩元、斎藤益生)1.41.171
32. 95 ダイシン シルビア(大八木信行、萬雲恒明)1.41.561
33. 20 アイ・オートGABポルシェ(高橋建二、須賀宏明)1.42.180
34. 70 外国屋アドバンドリブポルシェ(石橋義三、星野薫)1.42.411
35. 14 ポールリカールエイメイ ミラージュ(永井明、小粥高茂)1.42.597
36. 17 東京科学芸術専門学校 : RX-7(野上敏彦、與水敏明)1.43.860
–. 38 タイサンFUSPEEDポルシェ(長島正興、山梨順一)出走せず
–. 76 オメガオイルSGCA GT-R(板垣浩彦、吉田政美)出走せず
–. 27 NAC WESTシルビア(杉山正典)出走せず
–. 12 パーソンズ・シルビア(本山哲、井出有治)出走せず
–. 50 Rank Up PORSCHE(中田雅久、桂伸一)出走せず 

結果は、61号車のラーク・マクラーレンF1GTRが優勝していますが、カストロール・トムス・スープラがわずか3秒差の2位に入っています。サードスープラGTも、同一周回で3位です。GT300クラスは、ナインテンポルシェ、タイサン ポルシェ RSRとポルシェがワンツーですが、imuraya BP MR-2が3位に食い込んでいます。

読み物は、「’96GTスーパーバトル富士に来襲!!」で、主要マシンの簡単な紹介です。
日産は、R33型GT-Rの空力のモディファイとボディ剛性をアップ。GT300のシルビアは、JTCC用エンジンを搭載しています。
トヨタは、スープラの96モデルはWRCで使われている2Lの3S-Gエンジンを搭載して最低重量が100kg低減。MR-2は、JTCC用の3S-Gを搭載します。
ホンダは、NSXがいよいよGTに参戦。コーナリングの速さはピカ一です。
マツダは、RX-7は2ローターのNAでリストリクターなし。コーナリング性能と空力性能が武器です。
三菱は、ミラージュカップの車両をベースに、2Lの4G63型ターボエンジンを搭載します。
マクラーレンは、マクラーレンF1GTRは、ル・マンGT21クラスと同じ径のリストリクター(32.1mm×2)で、600ps以上から490psになっています。
ポルシェは、911GT2、911RSRターボ、911が参戦します。
ランボルギーニは、ディアブロが5.7L V12エンジンで参戦し、フロントタイヤを太くし、サスペンションもインボード化して戦闘力をアップしています。
BMWは、M3に直列4気筒のS14型を2.5Lにして搭載。一ツ山レーシングは、2Lで参戦します。

「これがGTマシンだ!」は、レギュレーションの解説です。最低重量は、過給器付きの2000cc以下がGT500が1100kgでGT300が1000kg、2000cc超はGT500が1200kgでGT300が1050kg、自然吸気は3500cc以下がGT500が1100kgでGT300が1000kg、3500cc超4000cc以下はGT500が1150kgでGT300が1050kg、4000cc超はGT500が1200kgでGT300が1050kgとなります。タイヤは、予選から決勝スタートまで3セットで、抽選で1セットが決勝スタート用になります。
「マシン紹介」は、出走車両を写真入で紹介しています。
「GTをもっともっと楽しもう!」は、GTをテレビ、新聞、パソコン、本、ゲーム、お菓子、おみやげなどでも楽しむ方法の紹介です。

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