マイナポータルや確定申告など、サイトにログインするためにマイナンバーカードをICカードリーダーで読み取らなければならない機会も増えてきました。
私も、マイナポータルに登録しようと思ったところ、パソコンはICカードリーダーを持っていないため無理で、スマートフォンは対象外の機種で使うことができませんでした。
結局、セブン銀行のATMで登録したり、人のスマートフォンを借りてログインしたりと、面倒な思いをさせられました。
マイナポータルでやらなければならないことは既に終わっているので、当分はこうした手間をかける必要もなさそうなのですが、今後のことも考えてICカードリーダーを持っていてもいいのかなと思って購入することにしました。
実は、最初にマイナポータルに登録しようとした際にICカードリーダーを買おうと思ったのですが、家電量販店のサイトを見ると安くても2000円ぐらいします。
ICカードリーダーを買っても年に何回使うか分からないし、数年で新しい規格が登場して、それに対応したカードリーダーに買い替えなければならない可能性も考えられます。
2000円払ってICカードリーダーを買ったところで、数回使って終わりということになりかねず、1回使うのに何百円もかかったという笑えない話にもなりそうです。
そんなわけで購入を見送り、セブン銀行のATMで登録したり、人のスマートフォンを借りてログインしたりしたわけです。
しかし、ひょっとするとAliExpressでなら$5.00ぐらい払えばICカードリーダーが買えそうだと思って調べたところ、やはり、$5.00ぐらいから何種類か販売されていました。
もっとも、$5.00と言っても異常な円安が続いている状況下では、$1.00=135円ぐらいで計算しなければならず、高くとも$10.00以下に抑えたいところです。
$8.00ぐらい出すとSIMカードまで読み込みできるカードリーダーもあったのですが、そういった機能はパソコン本体にも備わっていますし、価格優先でICカードリーダーの機能に絞ったものから選ぶことにしました。
そんな中からチョイスしたのが、「X01 USB Smart Card Reader For Bank Card IC/ID EMV card Reader High Quality for Windows 7 8 10 Linux OS USB-CCID ISO 7816」というものです。
購入時点で、セラーのポジティブフィードバックが97%を越えており、同製品のレビューが500近くあり、オーダーが2000を超えています。
同じ製品が多くのセラーから販売されていますが、このセラーなら信頼して購入することができそうです。
購入時の価格が$4.93で日本円で700円しないため、これだったら数年で新しい規格が登場して使えなくなったとしても問題ありません。
2023-03-03 17:39 GMT+8 Out for delivery Arrived at linehaul office
2023-02-26 10:10 GMT+8 Leaving from departure country/region
2023-02-23 09:29 GMT+8 Arrived at departure transport hub
2023-02-21 06:03 GMT+8 [Shatian Town]Departed from sorting center
2023-02-21 03:32 GMT+8 [Shatian Town]Processing at sorting center
2023-02-20 18:34 GMT+8 Received by logistics company
上がトラッキングで、2023年2月19日に注文し、翌20日には発送され、26日に中国広東省を出発したようです。
しかし、3月3日に配達に出たというトラッキング以降は、日本郵便でも17TRACKでもトラッキングできず、3月9日に郵便受けに入れられていました。
宛名の返送先はキルギスタンになっており、中国広東省を出発し、キルギスタンを経由して日本にやってきたようです。
2月20日の発送から17日後の到着なので、Cainiao Super Economy Globalとしては早からず遅からずといったところでしょう。
海外通販というと、プチプチの封筒に入れられていても、箱の角がへこんでいたり、箱がひしゃげていたり、ということも珍しくはないのですが、しっかりした箱だからか、きれいな状態で到着しました。
箱は、白くきれいな箱なのですが、製品が印刷されていないばかりかシールすら貼られていません。
中身もそっけなく、ICカードリーダー本体は保護シールが貼られて硬質のプラスチックの袋に入れられているものの、後はコンパクトCDが入っているのみで、取扱説明書は見当たりません。
その分、販売サイトではコンパクトCDの起動方法を解説した動画が掲載されており、それを確認してくれということでしょうか。
ICカードリーダー本体は、保護シールが貼られて硬質のプラスチックの袋に入れられていることもあり、傷ひとつないきれいな状態です。
ピアノブラックの美しい本体は、保護シールをはがさずとも使えるため、このままにしておいた方が気持ちいいでしょう。
ちなみに、販売サイトでは製品名は「スマートチップリーダー」となっています。
サイズは、9.5mm(本体)15mm(台含む)×65.1mm×83.6mmで、USB2.0に対応します。
サポートは、Windowsが98から10までとLinux。LEDインジケーターは、赤がパワーライト、青がリードライト。
サイズのところで9.5mm(本体)15mm(台含む)と書きましたが、写真を見ても分かるように本体がJ字型になっており、ICカードの差込部がJ字型に高くなっています。
本体が9.5mmと薄いことから、J字型になっていないとICカードを入れにくいという配慮から、このような形状になっているのではないかと思います。
デザイン的にはまっすぐの方がいいように感じますが、使い勝手優先ということなら問題ありません。
実際の使い勝手ですが、コンパクトCDは使う必要がなく、ICカードリーダーをパソコンのUSBに接続するだけで大丈夫です。
ICカードリーダーのスロットにICカードのチップ側を上向きにして奥まで差し込めば、読み込み不良やエラーを起こすこともなく一発で読み込んでくれます。
500近いレビューの98%が好意的なレビューになっているから大丈夫だろうとは思っていても不安はあったのですが、それも杞憂に終わりました。
箱がきれいな状態で到着し、ICカードリーダー本体は保護シールが貼られて硬質のプラスチックの袋に入れられて傷ひとつなく、いざ使ってみてもあっさり読み込み完了。
これで700円しないのですから満足度は極めて高くなっています。これだったら数年で新しい規格が登場して使えなくなったとしても、2000円もしたのにと思わされることもありません。
日本の家電量販店で2000円も払って買わずに、AliExpressで注文して本当に良かったと思います。いつになるか分からない次の出番が訪れるまで、大切に保管することにします。
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