グラフィックボード「玄人志向 GALAXY GF-GT730-LE1GHD/D5」レビュー

グラフィックボード「グラフィックボード「玄人志向 GALAXY GF-GT730-LE1GHD/D5」(6981円)をデスクトップパソコンに装着して1週間強が経過しましたのでレビューしてみます。
私のデスクトップパソコンは「HP Pavilion Desktop PC HPE-560jp/CT 価格.com 限定モデル」で、3年半前の購入当時はAMD最高峰のCPUを選んだだけに、グラフィックはATI Radeon HD 4200(チップセット内蔵)でも問題ありませんでした。
しかし、エクスペリエンスインデックスは、写真のように、グラフィックスが4.5、ゲーム用グラフィックスが5.4、と低く、1年前に購入したノートパソコン「ゲートウェイ NE572-N58F」ですら、グラフィックスが5.9、ゲーム用グラフィックスが6.5、あり、この点が不満でした。
また、最近の企業サイトはグラフィックに凝ったものが多く、こうしたサイトをまとめて開くと、グラフィック使用率が一時的にではあるものの100%近くになることが分かりました。
私は、パソコンでゲームをやる気はなく、それ用のグラフィックボードを買うぐらいだったら、プレイステーション4や2015年に発売される北米版Newニンテンドー3DS LLでも買います。
そんなわけで、7000円ぐらいまでで買えるグラフィックボードの中から、グラフィック面でそれなりの性能が望めるものを選んだところ、このグラフィックボードになったというわけです。

【安定性】9
高速GDDR5&大容量1GBメモリを採用したGEFORCE GT730搭載モデルだけに、とても安定しています。
企業サイトを次々と開いていき、30~40のウインドウを一時的に開いても、グラフィック使用率は50%も行きません。
以前は、簡単に100%に到達し、最後の方のサイトは開けずに再読み込みしていましたが、それが出ることもなく安心してウインドウを開くことができます。

【画質】9
特に問題ありません。Amazon.co.jpのレビューを見ていると、「ファイナルファンタジーXIV」あたりでも快適にプレイできているとのことなので、最新の3Dゲームでなければ、それなりに楽しめそうです。

【機能性】8
出力が、D-sub×1、HDMI×1、DVI-D×1と3系統あり、PCモニターにもテレビにも出力できます。
また、DirectX 12に対応しているのが魅力で、当分はこのグラフィックボードで対処することができそうです。

【処理速度】8
このグラフィックボードに換えたところ、エクスペリエンスインデックスは、写真のように、グラフィックスが7.0、ゲーム用グラフィックスが7.0、となり、ノートパソコンを上回るとともに、バランスの取れたデスクトップパソコンになりました。
プライマリハードディスクは、5.9が最高値なので、基本スコアが5.9になるのは致し方ありません。

【静音性】7
補助電源不要で、空冷ファンを採用しています。
デスクトップパソコン自体がとても静音で、いつものウインドウを5つぐらい開いただけの状態では、動いていることが分からないぐらい静かです。
そのため、グラフィックボードのファンの音が最も大きく聞こえます。もっとも、パソコンを立ち上げている時は、必ず、テレビかゲームの音がしているので、周囲が一定時間静かになることはほとんどないので、それほど気にはなりません。
ちなみに、この音自体はあまり大きくはなく、うるさいというレベルではありません。

【付属ソフト】5
玄人志向らしく、ドライバディスクのみです。

【総評】10
6981円の投資で、エクスペリエンスインデックスが、グラフィックスが4.5→7.0、ゲーム用グラフィックスが5.4→7.0、と向上し、GPU使用率が50%も行かなくなったのですから、大満足です。
デスクトップパソコンでゲームをやることはありませんが、これならちょっとしたゲームの体験版ぐらいはプレイできそうです。
無線LANルーターも、実質5364円の投資で大きな収穫がありましたが、今回もほぼ同価格帯の投資で収穫があり、5000円~6000円程度でパソコン環境を改善できるのですから面白いものです。

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