
サウンドバー「JYX-H7」を購入してエイジングも進んだのでレビューします。「JYX-H7」は、HDMI(eARC対応)・光デジタル・AUX・Bluetoothに対応する最大出力50W(25W×2)の2ユニットステレオサウンドバーです。
私は、テレビ用テレビとゲーム用テレビをリビングに並べて置き、テレビを見る際にはテレビ用テレビ、ゲームをプレイする際にはゲーム用テレビ、と使い分けています。
テレビ用テレビは、4K液晶テレビ「SAMSUNG 49MU7000」に、AVアンプ「オンキヨー TX-L50」を組み合わせ、様々なスピーカーで5.1chを構成。
ゲーム用テレビは、有機ELテレビ「LG OLED48C3PJA」に、ホームシアターシステム「SAMSUNG HT-J4500」を組み合わせ、5.1chを構成。
ちなみに、以前は、ゲーム用テレビは「SAMSUNG 49MU7000」と「SAMSUNG HT-J4500」のサムスン同士の組み合わせにしていました。
しかし、うっかりテレビ用テレビ「シャープ LED AQUOS LC-40V8」の液晶画面を故障させてしまったため、「SAMSUNG 49MU7000」をテレビ用テレビにスライドし、「LG OLED48C3PJA」を新たにゲーム用テレビとして導入しています。
私は、数十年前からサラウンドシステムによる音場にこだわっており、テレビを見たりゲームをプレイしたりする際には部屋の4方向から音が出るようにしていました。
ここ十数年は、それだけでなくセンタースピーカーとスーパーウーハーを加えた5.1chがテレビ視聴・ゲームプレイの定番となっています。ソースがステレオやモノラルでもAllCh Stereoで再生しており、テレビ単独で音を出すということはまずありません。
しかし、2026年春ごろからAVアンプ「オンキヨー TX-L50」の調子が良くないことがあり、HDMIのARCになぜか対応しなかったり、セットボックスやテレビのリモコンに反応しなかったりということが起こります。
私はYouTubeをテレビで見る際には、パソコンやタブレットから「Chromecast」や「SwitchBot ハブミニ」を通じてテレビで視聴していたのですが、HDMIのARCに対応しないため仕方なくテレビのスピーカーで音を出していました。
ただ、AVアンプの5.1chの音質に慣れていることもあり、薄型テレビのスピーカー音は耐えられないレベルです。
かといってセットトップボックスにキャストしてAVアンプから音を出すと音飛びが頻繁に起こって聞けたものではありません。
そのため、AVアンプを買い替えるか、サウンドバーか2スピーカーによる一時しのぎを考えていました。
ただ、AVアンプはそれらの点を除けば特に問題はありませんし、「オンキヨー TX-L50」のような薄型AVアンプは日本では10万円クラスになります。
そこで、以前から興味だけはあったサウンドバーを2スピーカーとともに検討し始めました。
もちろん、AVアンプはまだ健在なため、一時しのぎ的なサウンドバーに何万円も出す気はありません。そこまで出すなら、AVアンプを買い替えます。「AliExpress」での購入も視野に入れつつ。
そんなわけで、1万円程度のサウンドバーに限定して探し始めました。1万円程度でもピンキリですが、メインはAVアンプであることから、なるべくシンプルな構成が大前提です。
音声入力はHDMIのARCに遜色ない光デジタル、幅は「SAMSUNG 49MU7000」と組み合わせてもステレオ感を得られる80cm級、スピーカーの出力も5W×2程度ではない大出力。疑似サラウンドやスーパーウーハーは価格的にあれば可程度。
「AliExpress」も含めて探したところ、「PHILIPS TAB4000」と「JYX-H7」が最終的な候補になりました。
ただ、「PHILIPS TAB4000」は、頻繁にある40%OFFなどのクーポンを使っても1万円近くになり、光デジタルにも対応しません。
それに対して、「JYX-H7」は、頻繁にある20%OFFクーポンを使えば5920円と気分的には5000円で光デジタルにも対応します。

そこで、「JYX-H7」が最有力候補になったのですが、聞きなれない「JYX」とはなんぞやという問題が出てきます。ショップ自体「JYX公式楽天市場店」となっています。
調べてみたところ、Jia Yu Xiang(HK) International Electronics CO., Limited(JYX)という香港のメーカーだということが分かりました。
音楽に情熱を注ぐ若者ジョン・スミスが立ち上げた会社のようで、「誰もがいつでも、どこでも歌を楽しめるようにしたい」という夢を抱き、カラオケマシンを開発したそうです。
確かに、Amazon.co.jpや楽天市場などでは、JYXのカラオケマシンがバリエーション豊かに販売されており、コストパフォーマンスの高さで好評を博しています。サウンドバーもリリースしてはいるものの、ラインアップの大半はカラオケマシンです。
ただ、カラオケマシンでも音質は重要なポイントを占めており、そのカラオケマシンが好評ならサウンドバーも音質がいいはずと思えます。
「JYX-H7」は、楽天市場のレビューでもおおむね好評であり、光デジタルなどの豊富な入力、幅80cmの大きさ、最大出力50w(25W×2)、専用リモコンあり、で、購入時7399円で20%OFFクーポンを利用すれば5920円、というのはコストパフォーマンスの高さがうかがえます。
JYX公式楽天市場店のいい点は、365日毎日送料無料で出荷作業を行っているところです。そのため、土曜日の朝に注文しても、日曜日の午前中には到着してしまいます。
到着した「JYX-H7」は、専用の段ボールケースに丁寧に収納され、付属品も小箱にきれいにまとめられています。AV機器なら当然のこととはいえ、今回の件で初めて知ったメーカーとショップだけに端から好感度がアップします。
接続も、プラグと光デジタルケーブルが最初から付属しており、あっという間に完了します。ただし、HDMIケーブルは付属しないため、HDMIで接続しようという人は事前に用意したり合わせて購入したりする必要があります。
また、「SAMSUNG 49MU7000」は、49インチ(実際は48.5インチ)の液晶テレビで巨大な足を持つため、80cmクラスのサウンドバーは置き場所にひと工夫必要かと思われました。

しかし、幸いなことに、「JYX-H7」は、この巨大な足の上に乗った上で液晶画面の下部にピタリと収まります。しかも、ゴム足部分が巨大な足の上に乗っているため、インシュレーターなどを置く必要もありません。
「JYX-H7」がぐらつくこともなく、「SAMSUNG 49MU7000」の画面を遮ったり、リモコンが反応しなかったりということもなく、あたかも専用開発されたようですらあります。
もっとも、これは液晶テレビが「SAMSUNG 49MU7000」だったからこそで、それ以外の液晶テレビであればここまでうまくいくかどうかは分かりません。
スペックも以下に列挙しておきましょう。
ブランド: JYX
型番: JYX-H7
カラー: ブラック
本体サイズ: 約幅80×奥行き8×高さ6.2cm(バー部分のみ)
製品重量: 2.12kg
Bluetoothバージョン: Bluetooth5.4
Bluetooth: 最大通信距離10 m
再生周波数帯域: 80HZ-18K
SN比: 98dB以上
接続方法: HDMI(eARC対応)・光デジタル・AUX・Bluetooth
サウンドバーのタイプ : 2ユニット
電源: 15V2A
最大出力: 50W(25W*2)
DolbyAtmos対応: あり
壁掛け対応: あり
専用リモコン: あり
パッケージ内容: サウンドバー本体×1、リモコン×1、充電ケーブル×1、AUXケーブル×1、アダプター×1、壁備え付け用金具×1、取扱説明書×1
保証期間: 保証期間: お買い上げ日より12ヶ月間。初期不良、自然故障等の不具合に保証対応させていただきます。
★★商品レビュー投稿により保証期間を3ヶ月間延長できます!★★
対応機種: テレビ、ゲーム機、Blu-ray、DVDプレイヤー、TVチューナー、iphone、ipad、Android等のスマホ、Mac、Windows等のPCパソコン、Bluetoothに対応した機種など。

設置した印象は、49インチのテレビの下に80cmのサウンドバーということで存在感があり、質感の高いブラックの外装が施されており安っぽさもありません。
電源ポートなどの入力部は右背後に集中していますが、付属のコード類もそれなりの長さがあるため、テレビの左側に端子があっても届かないということはなさそうです。
リモコンは、コンパクトで手になじみ、ボタンも小さすぎず操作性は良好です。
ボタンは、左上から、電源、入力切替、ミュート、Bluetooth、リセット、前の曲、一時停止/再生、次の曲、音量の大小、スクリーンディスプレイ、高音の大小、低音の大小、音楽モード、ニュースモード、ムービーモード、ロックモード。
本体右側のボタンは、ボリュームダウン(長押しで前の曲)、一時停止/再生(長押しでミュート)、ボリュームアップ(長押しで次の曲)、モードスイッチ(長押しで電源オン/オフ)。
音量は、テレビ用に開発されたサウンドバーで最大出力50W(25W×2)ということもあり、かなり余裕があります。
私は、テレビ用のAVアンプ「オンキヨー TX-L50」も、ゲーム用のホームシアターシステム「SAMSUNG HT-J4500」も、偶然にもデフォルトの音量が「12」なのですが、「JYX-H7」はデフォルトの音量は「5」で十分なくらいです。
それだけ出力に余裕があるということで、大半の家庭では大きくてもせいぜい「10」ぐらいでしょう。
音質は、設置してすぐは薄型テレビ寄りの音だったのですが、10時間ほどエイジングするとAVアンプ寄りの音になりました。
私は、テレビ、サウンドバー、AVアンプを常時切り替えて鳴らすことができるため、「JYX-H7」の音に慣れたということではなく、明らかにエイジングにより音質が向上しているのが分かります。
サウンドモードは、「MUSIC」、「NEWS」、「MOVIE」、「ROCK」の4種類。音楽、ニュース・ドラマ・バラエティ、映画、ロック、とソースに合わせて切り替えます。
「MUSIC」は中高音域の楽器やボーカルがきれいに聴こえてきますし、「NEWS」はトークを明瞭に聞くことができ、「MOVIE」は重低音が強調されて迫力が増します。「ROCK」は、中高音がシャカシャカした感じになるため使う機会は限られそうです。
また、これらを自分好みに補正するために、トレブルとバスをプラスマイナス3段階調整でき、それなりの効果があります。ただ、これらの補正は戻すことを忘れがちで、使用機会が多い「NEWS」に合わせて「0」に戻す癖をつける必要があります。

ここまで「JYX-H7」を見てきましたが、私の購入時は7399円で20%OFFクーポンを利用すれば5920円という格安のサウンドバーで、その内容を考えるとコストパフォーマンスはかなり高いです。
幅80cmという大型で、最大出力は50W(25W×2)で、HDMI(eARC対応)・光デジタル・AUX・Bluetoothという豊富な接続方法があり、専用リモコンも付属し、サウンドモードが4つあり、トレブルとバスも補正できるというのはなかなかのものです。
音質も、これまで薄型テレビのスピーカーを使ってきたという人なら格段に向上しますし、AVアンプで5.1chを構成している人も音場はともかく音質は大きな不満は持たないはずです。
「JYX-H7」はコストパフォーマンス抜群のサウンドバーなので、手頃な価格のサウンドバーを狙っている人なら候補に入れるべきでしょう。



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