「プレイステーション」ゲームショートレビュー3

私がプレイした「プレイステーション」のゲームのショートレビューです。
レビューは当時旧サイトで書いていたレビューを機種別にしただけでボリュームもありませんが、私のゲーム歴とでも考えていただければ幸いです。
ショートレビューは五十音順に並んでおり、それぞれのショートレビューは、タイトル、メーカー、発売日、ショートレビュー、の順になっています。

バイオハザード
カプコン
1996年3月22日
“アローン・イン・ザ・ダーク・タイプ”のアドベンチャーですが、本家をはるかに凌駕しています。
洋館のスケール、敵キャラとトラップの配置、ストーリー展開、映画を見るかのような流れ、などなど、どれをとっても、文句のつけようがないデキです。
ただひとつ難をつけるとすれば、クリア後のオマケの条件がやや厳しいという点ぐらいでしょうか。とにかく完璧です!

バイオハザード2
カプコン
1998年1月29日
前作の続編で、正統進化しています。アクション要素が若干弱まり、アドベンチャー要素が若干強くなったのも、特に問題ありません。しかし、ウリとなっているザッピングシステムはいただけません。
ザッピングシステム本来の同時進行なら大いに意味がありますが、レオン表→クレア裏、クレア表→レオン裏でようやくストーリーが見えてくるというのは煩わしいだけです。

バイオハザード3 ラストエスケープ
カプコン
1999年9月22日
シリーズ第3弾。ストーリー、長さなどは適切で、前作で論外だったザッピングがなくなり、ライブセレクションシステムが入りましたが、こちらの方がまだマシです。緊急回避や攻撃オブジェクトが加わったのは嬉しいところです。
オマケがマーシナリーズだけなのは寂しいですが、繰り返しプレイするものでもないので、これはこれで良しとしましょう。

ハイパーオリンピック イン アトランタ
コナミ
1996年6月28日
連打とタイミング勝負の懐かしいオリンピックゲームです。もちろん、グラフィックは3Dポリゴンになり、大幅に進化しています。慣れてくると記録がどんどん良くなるし、4人同時プレイに対応しているのも嬉しいところです。
パーティゲームとしてはうってつけですが、競技の選択はこれで良かったのでしょうか。投げ系が3つというのは、少し多い気がします。

パズルボブル2
タイトー
1996年3月9日
上のバブル群に、下からバブルを発射して、同じ色を3つくっつけて消すというアーケードで大人気のパズルゲームです。いわゆる落ちゲーですが、他にない独特の発想が素晴らしいです。
また、その発想が決してアイデア倒れになっておらず、パズルとして十二分に楽しめます。連鎖などはなく、一瞬の判断力とテクニックが勝負になりますが、うまく発射し、まとめて落としたときの爽快感はたまりません。

ヒロイン・ドリーム
マップジャパン
1996年10月10日
高校3年間でヒロインの卵を育成する育成シミュレーションゲームです。キャラクターはよくしゃべるし、イベントも豊富だし、最初のプレイでヒロインになるしと、いいことずくめのようですが、大きな難点がありました。
それは、同人ノリギリギリだということです。多々そういった点が見受けられます。キャラクターの絵を変えたり、せめて口パクだけでもさせれば印象は変わったのですが・・・。

Falcata~アストラン・パードマの紋章~
ガスト
1995年6月30日
仲間を作って、ボード上でゲームが展開するRPGシミュレーションゲームです。最初の1時間ぐらいは何をやっているのか訳が分かりませんが、それを乗り越えると急速に面白くなってきます。
仲間作りなどの戦略を考えるのが楽しいし、戦闘も判断力が要求されるのです。絵はしょぼくれていますが、内容はなかなかのものがあります。

FORD RACING
EMPIRE INTERACTIVE
2001年3月7日
フォード車だけが登場するゲームで、フォード車によるワンメイクスレースを勝ち進むことで、新たなクラス、新たなコースが出現します。操作性は特に問題ないレベルに仕上っていますし、難易度も適切です。
しかし、「プレイステーション」末期にしてはグラフィックがイマイチです。PC版では申し分ないだけに、こちらでももうちょっと頑張ってほしかったところです。

フォーミュラ・サーカス
日本物産
1997年5月2日
フォーミュラカーの過去、現在、未来を戦うのですが、発想の良さが形に結びつかなかった感じです。致命的なのが、16ビットライクなグラフィックと操作性です。
コース上をクルマが走っているリアリティは皆無で、コースとクルマの2枚の絵を組み合わせただけなのです。いまさらこのレベルのものを出されても・・・。周回数も設定できるようにするべきでした。

フォーミュラ・ニッポン’99~レーシングドライバーになろう
TYO
1999年9月9日
フォーミュラ・ニッポン初のレースゲームです。「シナリオモード」を選べば、カート→SRS-F→F3→フォーミュラ・ニッポンとステップアップできるとあってかなり本格的です。
しかし、操作性が悪い上、敵車が突如消える、追いつくはずなのに追いつかないなど、問題点が多々あります。そろそろ合格点のゲームを作ってほしいものです。

FORMULA 1
ソニー・コンピュータエンタテインメント
1996年12月13日
1995年のF1グランプリを忠実に再現したF1ゲームです。なんといってもすごいのが、そのこだわりです。コース、チーム、ドライバーは見事なまでに再現されており、どのドライバーでもプレイできます。
また、レースの難易度も事細かに設定できるので、レベルに合わせて楽しめるのが嬉しいところです。唯一の不満は、あまりにもわがままなCOM車の動きです。

FORMULA 1 97
ソニー・コンピュータエンタテインメント
1998年1月15日
前作の1997年版で、純粋進化バージョンです。前作の良さはそのままに、よりリアルになっています。COM車の動きも、前作よりは納得できるようになりました。
ただ、前作では上位6台のタイム差が頻繁に表示されていたのに、今作では前車とのタイム差しか表示されないのが痛いです。また、リプレイがなくなって、「アーケードモード」が入ったのも改悪のひとつでしょう。

FORMULA 1 99
ソニー・コンピュータエンタテインメント
1999年10月21日
1997年版の正統進化バージョンです。前作の良さはそのままに、よりリアルになっています。また、シーズン中にその年度版が楽しめるのは、発売日的には本作が初めてです。
前後とのタイム差、最下位までの順位が表示されるようになったのも嬉しいところです。ただ、自車としてプレイする場合に、上位と下位の差が少なくなったのと、フルブレーキングでスピンするのが残念です。

藤丸地獄変
ソニー・コンピュータエンタテイメント
1995年10月27日
隠し里でキャラクターを育成するパートと、そのキャラクターで戦闘するパートに分かれたシミュレーションゲームです。ところが、この戦闘パートがとてつもなくやりづらいのです。
過去にプレイしたすべてのタイトルの戦闘パートで、これほどプレイしにくいのは初めてです。キャラクターがちまちましていて、どれが誰なのか分かりづらいし、マップも広すぎます。この戦闘パートだけで、攻略意欲をそがれました。

プレイスタジアム4~不滅の大リーグボール~
バンプレスト
1999年7月29日
1999年発売中、1番まっとうな野球ゲームです。エディットでは、支配下登録選手のほとんどが選べるのがすごいのですが、どうせならペナントも同様にして選手枠を設けなければもっと良かったと思います。
また、投高打低なのはいいのですが、長打が出なさすぎます。強打にすると、大抵、ボテボテの内野ゴロか、内野安打になるのも問題です。もっと煮詰めれば、いいゲームになったのではないでしょうか。

Pet in TV with my dear dog
ソニー・コンピュータエンタテインメント
1999年11月11日
ドッグライフシミュレーションです。犬を幼年期から青年期大人期と育て上げ、その過程でフライングディスクのコンテストに出場したり、異性の犬も飼って子供を生ませることができるのが楽しいところです。
しかも、その子犬をまた育てられるのもいい点です。全体には、眺めているBGVのようなソフトですが、センスのいいグラフィック、音楽が効いています。

ヘンリーエクスプローラーズ
コナミ
1997年3月7日
アーケードから移植されたガンシューティングです。古代文明を探険するという設定で、様々な怪物を倒していきます。1ステージが短い上、リロードのあるなしが選択できるため、なかなか快適にプレイできます。
また、いかにもアーケードゲームといった雰囲気が感じられる点が良く、ガンシューティングながらお気軽にプレイできます。

ポポロクロイス物語
ソニー・コンピュータエンタテインメント
1996年7月12日
オーソドックスなRPGです。絵柄やストーリーなど、やや低年齢層を狙った感じがしますが、だからといって難易度が低いということはなく、それなりに経験値稼ぎをしておかないと苦しくなります。
つまりは、子供向けの割には難しめということで、今ひとつ練り込みが足りないようです。お手軽ではあるし、とりたてて悪いところもないのですが、評判ほどのものとも思えません。

Porsche Challenge
ソニー・コンピュータエンタテインメント
1997年9月25日
ポルシェボクスターだけが登場する、同車の使い手だけのレースゲームです。独特の操作性が喧伝されていますが、5分もプレイすればすぐに慣れ、他のレースゲームと変わらない感覚で走れます。
コースは4コースだけですが、ショート、ロング、インタラクティブと3段階に変化するため飽きません。それなりに楽しめるゲームだけに、ぱっと見が良くないのがもったいないところです。

毎日猫曜日
バンダイ
1998年9月3日
最初に、ペットショップの猫か、街にいる野良猫かを選ぶという選択があるのが面白いところです。いざ、猫を飼い始めると、ただ眺めている場面も多いのですが、自分から積極的に介入することもできるので、それなりに楽しめます。
コンテスト優勝という目標もありますが、無難にエサやり、しつけをしていれば獲れるので、難易度はあまり高くありません。子供を生ませて何世代も育てられるので、長く楽しめます。

マリーのアトリエ~ザールブルグの錬金術士~
ガスト
1997年5月23日
落ちこぼれ錬金術士が、卒業試験のためにアイテムを作成していくRPGで、戦闘の要素もあります。近年のRPGにないシチュエーションや、池澤春菜の演技によるほのぼのとした雰囲気が楽しいです。
妖精を雇えるシステムなど、全般に良くできていますが、隠された部屋に入れないと、終盤ヒマになってしまうところが残念です。

御神楽少女探偵団
ヒューマン
1998年9月17日
猟奇犯罪の謎を解き明かしていく探偵事務所の面々の物語です。“推理トリガー”システムの採用が新鮮ですが、まだ勘に頼る部分も若干見られ、続編でより洗練されることを期待したいところです。
本編のシナリオやシステム自体は良くできているし、設定を細かく調整できるところ、インターミッションディスク、スペシャルディスクなどのおまけも盛りだくさんです。

名車列伝Gratest70’s
エポック社
1997年12月18日
1970年代の名車を集めたレースゲームです。それだけでなく、登場人物も当時の雰囲気を再現しています。
賞金をためてチューニングしていけばどんどん速くなるし、コース、車種が増えるのも楽しいのですが、LSDは効果がありすぎてリアリティを欠くかもしれません。また、船橋サーキット、生沢徹はちょっとばかり手ごわすぎます。

女神異聞録ペルソナ
アトラス
1996年9月20日
「プレイステーション」にも「メガテン」シリーズ参入ですが、ハードの特徴をうまく生かしているのは嬉しいところです。システム自体はメガテンの枠からはみ出していないし、違和感なく受け入れられます。
しかし、終盤にさしかかっての難易度の高さは、やはり、メガテンで、パーティ全滅はやめてほしいものです。また、選択肢による分岐はもうちょっと早く公表すべきだと思いますが・・・。

メタルギアソリッド
コナミ
1998年9月3日
戦略潜入アクションです。「敵から隠れながら進む」という緊迫感たっぷりの移動シーンと、節目となる強制戦闘シーンのバランスが絶妙です。
また、小島秀夫監督ならではの奥深い人間描写、映像表現もますます快調で、慣れれば勝てる戦闘、取り放題のアイテムなど、物語を先に進ませる優しさも、小島監督らしさがうかがえます。傑作アクション映画も遠く及ばない最高傑作です!

メルティランサー 銀河少女警察2086
イマジニア
1996年3月22日
6人のランサーたちを育成しつつ、街の治安も維持するという欲張った育成シミュレーションゲームです。確かに、初回のプレイでは変化があって面白いのですが、2回目のプレイとなるとそれがあだになります。面倒くさいのです。
また、思い入れを持てるキャラクターが2人しかいないというのも、残念なところです。

メールプラーナ
ガスト
1996年6月21日
「Falcata ~アストラン・パードマの紋章~」の世界観はほぼそのままに、ボードゲームの煩わしい部分をなくし、カードゲームの要素を強化したものです。
独特の世界観は不変だし、パーティの人材集め、育成、強化も面白いのですが、ゲームの流れがちょっとじれったいです。イベント発生のタイミングや、イベント発生条件をもっと緩くすれば、よりスピーディで楽しいゲームになったでしょう。

モータートゥーングランプリ
ソニー・コンピュータエンタテインメント
1994年12月6日
「リッジレーサー」と好対象を成すレースゲームです。レースゲームとしても良くできていますが、なによりもすごいのがグラフィックの美しさです。
おとぎの国にでも紛れ込んだかのような景色は、人のプレイを見ているだけでも楽しくなります。唯一の不満点は、少しでもガードレールに接触すると跳ね返ってしまう点です。次回作では改善を望みます。

モータートゥーングランプリ2
ソニー・コンピュータエンタテインメント
1996年3月16日
第1作で不満だった部分は見事に解消されています。その上で、より向上したグラフィック、挙動、操作性などを備えているので、納得できるデキに仕上がっています。
更に、様々なおまけ要素が盛り込まれており、楽しみ方は盛りだくさんです。2P対戦が分割画面でできれば、もっと良かったでしよう。

厄痛~呪いのゲーム~
アイディアファクトリー
1997年2月7日
ザッピングシステムを採用したテキストアドベンチャーです。サウンドノベルと表現してもいいでしょう。よく話題に上る独特の絵柄というものは特に気にはなりませんでしたが、ストーリーやシナリオはかなりひどいです。
これを我慢してエンディングまで進ませようというのは、ちょっと無理があります。好み云々の問題ではなく、創作物としてレベルが低いです。

ユーラシアエクスプレス殺人事件
エニックス
1998年11月26日
人気アイドルを多数起用した実写アドベンチャーです。2時間という限られた捜査時間が、ストーリーに緊迫感を生んでいます。4~5回繰り返しプレイして初めて真のエンディングにたどりつけますが、この難易度は適切でしょう。
謎解きの過程もよくできており、随所にちりばめられた伏線も見事で、ラストまでプレイして、初めて良さが分かります。

ランナバウト
やのまんゲームス/クライマックス
1997年5月23日
ぶっ壊しカーアクションゲームです。3コースをクリアしてしまえばもう終りかと思いましたが、なかなかどうして奥が深いです。クリアした後に、さまざまな隠しグルマを出現させてからがこのゲームの本領発揮なのです。
とにかく自分でいろいろな楽しみ方を発見して、遊ぶことができるのが嬉しいです。クルマの挙動に関しては、全般に不安定な部分があるし、実車を忠実に再現しているとも言い切れません。

ランナバウト2
クライマックス
1999年11月18日
街を壊しまくるのが痛快だった前作の正統進化バージョンです。ステージ数が貧弱だった前作の反省から、本作ではステージが大幅に増強されています。
それだけでなく、遺跡の中やビルの中などユニークなステージが増えているのも嬉しいところです。
もう少し発売を延ばして「ドリームキャスト」でリリースしてほしかったような気もしますが、セールスを考えればやむを得ないところでしょうか。

リッジレーサー
ナムコ
1994年12月3日
「プレイステーション」本体と同時発売された3Dポリゴンによるキラータイトルです。アーケードからの移植ですが、コンシューマー用にさまざまなアイディアが盛り込まれています。
何より素晴らしいのは、レースゲームとしてのデキの良さです。32ビット機のすごさを知らしめるのに十分たるもので、この後に発売されるすべてのレースゲームのスタンダードとなるものでしょう。

リッジレーサーレボリューション
ナムコ
1995年12月3日
名前通り、前作の進化バージョンです。もちろん、前作よりバージョンアップしており、すごいゲームがよりすごくなったという印象です。
今作では高低差がより強調されたのが興味深く、お約束のおまけも充実しています。新鮮さこそなくなったものの、やはり、レースゲームの頂点にあると言えるでしょう。

立体忍者活劇 天誅
フロム・ソフトウェア
1998年2月4日
忍者を題材にした3Dポリゴンアクションです。隠れる(忍ぶ)という要素がとても新鮮で、必殺技を決めたときの爽快感も極めて高いです。また、目的達成のためのルート、戦闘などが好きなように選択できるため自由度もあります。
忍法皆伝を取るために、繰り返し挑戦できるというポイントシステムもよくできています。続編の期待がかかる傑作です。続編では、忍犬もぜひ登場させてほしいところです。

リフレインラブ~あなたに逢いたい~
リバーヒルソフト
1997年3月14日
男女7人恋愛シミュレーションですが、アドベンチャー要素が色濃くなっています。あらゆる(トレンディ)ドラマを上回る大傑作です。男女7人が織りなす友情・愛情が、マルチストーリー、マルチエンディングにより展開していきます。
そして、そのストーリー、人物設定、人物描写、微妙に揺れ動く感情表現が秀逸なのです。オープニング、エンディングも雰囲気たっぷりです。

リフレインラブ2
リバーヒルソフト
1999年1月28日
前作の続編で、舞台設定や登場人物には関連性がありますが、面倒なパラメータをなくしたことにより、前作のシミュレーションからアドベンチャーに鞍替えしています。
また、前作で人気だった脇役陣を主役級に配しているのも評価できるところです。しかし、前作に見られた、全編に漂うおしゃれさ、奥深い人物描写、練り込まれたイベントなどが消えて薄っぺらくなったのが残念です。

RIVEN: THE SEQUEL TO MYST
エニックス
1997年7月10日
名作「MYST」の続編で、システムだけでなく、ストーリーにも関連性があります。CD-ROMが前作の1枚から5枚に増えグラフィックが大幅に増加、動画もふんだんに使われています。
しかし、このグラフィックの多さ=マップの広さはいただけないし、謎解きも限界を越えて独りよがりになっています。世界観、美しさは突出しているだけに惜しいです。

LEGACY of KAIN SOUL REAVER
EIDOS INTERACTIVE
1999年7月31日
プレイ時間60時間という、人気アクションアドベンチャーです。肉体世界と精神世界を行き来しながら、パズル的なステージを攻略していくという斬新なアイデアが秀逸です。
もっとも、それがかえってゲームを難しくしているし、次にどこに行けるようになるのかも分かりづらいです。デキの良さは認めるものの、もう少し易しければなお良かったです。

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