「NINTENDO64」ゲームショートレビュー

私がプレイした「NINTENDO64」のゲームのショートレビューです。
レビューは当時旧サイトで書いていたレビューを機種別にしただけでボリュームもありませんが、私のゲーム歴とでも考えていただければ幸いです。
ショートレビューは五十音順に並んでおり、それぞれのショートレビューは、タイトル、メーカー、発売日、ショートレビュー、の順になっています。

悪魔城ドラキュラ 黙示録
コナミ
1999年12月25日
2D版の難易度の高さを、そのまま3Dに持ち込んだような感じです。少なめのセーブポイント、堅めのボスキャラなど、ゲーム進行を断念させる要素はたっぷりあります。
なんだかドロドロしたグラフィックも「NINTENDO64」っぽさが感じられます。特別つまらないゲームではありませんが、こうもボスキャラが堅くては先に進もうという意欲が失せてしまいます。

ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー 電流イライラ棒
ハドソン
1997年12月18日
テレビ番組の人気コーナーをそのままゲームにしたものです。ゲームセンターでも一時期流行したゲームですが、テレビゲームになっても雰囲気そのままで楽しめます。
3Dスティックの操作が難しいのですが、それは実物のイライラ棒でも同じことでしょう。奥深さはありませんが、パーティーなどにはもってこいの良作だと思います。

F-1 WORLD GRAND PRIX
ビデオシステム
1998年12月18日
1997年のF1を実車、実名で再現したものです。シナリオクリアタイプの「CHALLENGEモード」などの意欲的な取り組みは評価できますが、1998年も末になって1997年版が登場というのはちょっと遅すぎます。
また、3Dスティックの影響もありますが、操作性や挙動がいささかナーバス過ぎます。この2点がクリアできていれば良かったのですが・・・。

時空戦士テュロック
アクレイムジャパン
1997年5月30日
「NINTENDO64」らしい美しいグラフィックの3Dシューティングで、フィールドも十二分に広くやりがいがあります。とはいえ、洋ものらしくやりがいがありすぎます。
クロノポイント、セーブポイントが少なすぎて、いい加減やり直すのが面倒くさくなってくるのです。ザンキムゲンは嬉しい配慮ですが、どこでもセーブ機能がないとつらいです。

CITY TOUR GRANDPRIX~全日本GT選手権
イマジニア
1997年10月30日
全日本GT選手権参戦マシン、ドライバーが実名で、東京、京都、河口湖の公道特設サーキットでレースをするというアイデア自体は素晴らしいものがあります。
しかし、せっかくのこのアイデアも、クルマの動きが台無しにしています。コーナーにおける動きをもっと滑らかにできなかったものでしょうか。また、出走が8台限定というのも興ざめです。

ゼルダの伝説 時のオカリナ
任天堂
1998年11月21日
アクション要素がかなり強いRPGです。面白いと言えば面白いし、面倒くさいと言えば面倒くさいし、子供っぽいと言えば子供っぽい。いかにも任天堂といったゲームです。
また、親切でありながら親切でないなど、いまひとつ吹っ切れないお使いゲームでもあったりします。名作と評価できるものではないのに、何故、世間の評判が高いのでしょうか。

NASCAR 2000
ELECTRONIC ARTS
1999年9月30日
1999年のNASCARを完全再現したゲームで、コース、チーム、マシン、ドライバーなど、すべてが実名です。グラフィックは「NINTENDO64」レベルだとこんなところかも知れませんが、操作性の悪さはいただけません。
特に、ロードコースで上位入賞するのがかなり難しいのです。「NINTENDO64」のレースゲームで操作性がいいものは少ないのですが、ハード的に適してはいないのでしょうか?

ブラストドーザー
任天堂/レア
1997年3月23日
危険物質を満載したトレーラーが暴走、大惨事を防ぐためトレーラーの行く手を阻む障害物をブルドーザーなどで破壊する、というアイデアが秀逸です。また、やけに細部にこだわったグラフィックも洋ゲーらしいものがあります。
様々なマシンを駆使してのプレイは楽しいのですが、人を突き放したかのような難易度や視点の見にくさなども洋ゲーテイストです。でも、こんなタイトル、日本では作れないでしょう。

ワンダープロジェクトJ2 コルロの森のジョゼット
エニックス
1996年11月22日
ギジンの女の子ジョゼットを育成していくコミュニケーション・アドベンチャーです。世界初“人工人格”搭載とあるものの、やはり、ゲームとしてプレイヤーが介在する部分も少なくありません。
また、イベントの起こり方が単発的で、イベント自体の盛り上がりにも欠けます。ただ、実験作と考えれば、まずまずの仕上がりでしょう。こんなタイトルが10年後に出れば、もっと楽しめるかもしれません。

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