懸垂マシンのケーブルトレーニング、リング購入でケーブルクロスオーバーに対応

先週、「懸垂マシンのケーブルトレーニング、ツイン仕様で快適になりました」という記事を公開しました。
その中で、「ケーブルが2本あるということは、ケーブルトレーニングの代表的な種目であるケーブルクロスオーバーも行えるようになったわけですが、これに関しては別の機会に書こうと思います」と終盤で書きました。
今回は、ケーブルクロスオーバーに関係する話ですが、ここまでの経緯を簡単にまとめておきましょう。
私は、懸垂マシン「Marcy Power Tower TC-3508」を2018年10月20日頃から使い始め、懸垂マシンでのトレーニングも始めました。
懸垂マシンではチンニング(ワイド、ニュートラル、リバース)、ディップス、レッグレイズを行っていて、それに、スクワット、カーフレイズ、プッシュアップ(ナロー、ニュートラル、ワイド)、アームバー、ダンベルカール、ハンドグリップなどを加えています。
それとともに、懸垂マシンでケーブルトレーニングも行えるように「Yaesport プルダウン プーリーケーブルセット」も2021年暮れに購入し、2022年4月からはこれをツイン仕様にしてより安全にケーブルトレーニングを行えるようにしました。
そして、ケーブルが2本あることを有効活用して、ケーブルが2本あればできるトレーニングの代表的な種目であるケーブルクロスオーバーを行うためにリングかハンドルを買おうということになったのです。

そんなわけで、例によって、AliExpress、eBay、Amazon.co.jp、楽天市場などを中心にいいリングかハンドルがないかと、かなりの時間をかけて調べました。
当初は、「ハンドルと言えばDハンドルでしょ」と考えていたのですが、Dハンドルは価格がけっこう高く、2個買うとなると3000円を軽く超えてしまいます。個人的には、ただのハンドル1個で2000円近くするのは割高に感じます。
トレーニングチューブとセットになっているエクササイズハンドルなら2個セットで1000円ぐらいから買えるのですが、強度が弱いというレビューもチラホラと見かけるため、耐久性の面で少し不安があります。
私もトレーニングチューブは3本持っていて、どれもしっかりとしているのですが、チューブを引っ張るのとウエイトを引っ張るのとでは負荷のかかり方が異なるようにも感じます。
体操でよく見かける丸いリングも耐荷重面では問題ないのですが、握るところが丸いとやりにくいかもしれないし、価格面でもDハンドルを2個買うのとそんなに違いがありません。

そんな中で候補に上がったのが、エクササイズリングです。例によって名称はいろいろとあり、最終的に購入を決めたAliExpressでは「Gymnastics Rings For Kid Adult ABS Gym Ring Adjustable Straps Buckles Pull-up Workout Fitness Artistic Gymnastics Equipment Home」となっています。
子供でも使えるようにということで、耳がついていたりしてデザインはかわいらしいのですが、グリップ部分は楕円形で握りやすそうだし、動画を見るとサイズ的には大人でも大丈夫で耐荷重も400kgもあります。
しかも、私が購入した際には$8.19で送料無料、AliExpressで$5.00のクーポンが出ていて、わずか$3.19で買えてしまいました。
AliExpressのクーポンの偉いところは、日本だと2000円以上で使えるとかの条件が付いていることが多いですが、これは$5.01以上で使えてしまうという点です。
また、まさにイメージトレーニングしてみて気がついたのですが、ケーブルをツイン仕様にしたことでケーブルの高さが上がった分、Dハンドルだけだとスタート位置が高すぎるのです。
ところが、このリングならウェビングが付属しており、長さも0.5m、1.0m、1.5m、2.0mから選ぶことができ、その長さも自分で調節することができるため、自分がやりやすい長さにすることが可能です。

AliExpressの発送は、無料の発送方法を選んでも2週間前後で到着するのですが、このところ見られる12ケタの数字だけの発送方法だとより早く、この場合も6月30日に発送され7月9日に着いてしまいました。営業日に限れば実質1週間です。
パッケージは丁寧に梱包されて送られてきました。内容物は、リング×2、ウェビング×2、ウェビングホルダー×2、グリップテープ×2、ウェビング装着方法の解説書。
私は1.5mで$8.19、$5.00 OFFのクーポンで$3.19で買えたわけですが、見た目も梱包もしっかりとしており、$3.19ならもちろんのこと、$8.19でもかなりお買い得だと言えます。
ウェビングの装着は見様見真似でやってみたのですが、どうにか正しい装着方法で装着できたようで、長さ調節もできるし、引っ張ってみても緩むこともありません。
ウェビングをカラビナにはめてみたところ、少し懸念材料だったよじれてウェビングに負担がかかるようなこともなさそうです。
また、とりあえずグリップテープなしで試してみたのですが、滑るようなこともなくしっかりとグリップすることができ、力を入れても手のひらが痛くなることもありません。
実際にケーブルクロスオーバーを行ってみても、ウェビングが緩んできたり悲鳴を上げたりすることもなく、リング自体もかなりしっかりとしています。耐荷重400kgでぶら下がることもできるのだから、当然と言えば当然です。
これといった問題もなくケーブルクロスオーバーができてしまったというわけで、ケーブルクロスオーバーだからDリングという考えにとらわれる必要もなさそうです。
一応、私が候補に考えたタイプのうち、レビュー数が多いものをリンクしておきます。参考にしてください。

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