マイXboxレビュー2023、遊んだゲーム27&ベスト5&総プレイ時間トップ24

2023年ももうすぐ終わろうとしていますので、私が2023年にプレイしたXboxのゲームを振り返ります。
まず最初に、この7年のスタッツをXboxの実績を中心としたサイト「TrueAchievements」と「exophase」から記しておきます。

2023年: プレイ本数27本、実績コンプリート9本、総実績数536個、総ゲーマースコア16585G。
2022年: プレイ本数40本、実績コンプリート29本、総実績数827個、総ゲーマースコア32320G。
2021年: プレイ本数26本、実績コンプリート15本、総実績数631個、総ゲーマースコア21175G。
2020年: プレイ本数29本、実績コンプリート21本、総実績数905個、総ゲーマースコア25580G。
2019年: プレイ本数27本、実績コンプリート18本、総実績数593個、総ゲーマースコア22395G。
2018年: プレイ本数28本、実績コンプリート20本、総実績数552個、総ゲーマースコア25280G。
2017年: プレイ本数27本、実績コンプリート12本、総実績数586個、総ゲーマースコア17490G。

2023年は夏以降忙しく、ゲームをプレイする時間が激減したため、プレイ本数、総実績数、総ゲーマースコアなどは2021年以前と同等以下になっています。もっとも、2022年が順調すぎたとも言えます。
ちなみに、「TrueAchievements」では実績を獲得したゲームのみがプレイ本数にカウントされるのに対し、「exophase」はプレイするだけでプレイ本数にカウントされるため、プレイ本数などが異なる場合があります。

2023年に遊んだゲーム27

2023年に獲得したゲーマースコア(★は実績コンプリート)
1. GHOSTWIRE: TOKYO 1120
2. SEA OF SOLITUDE 1000★
2. UMURANGI GENERATION SPECIAL EDITION 1000★
2. Another Sight 1000★
2. TRÜBERBROOK 1000★
2. RVENLOK 1000★
2. HOA 1000★
2. ADIOS Amigos 1000★
2. DORDOGNE 1000★
10. BRAMBLE: THE MOUNTAIN KING 970
11. POWERWASH SIMULATOR 950
12. GUTS’N GOALS 910
13. ATOMIC HEART 755
14. PLANET OF LANA 690
15. SIGNALIS 600
16. 仙剣奇侠伝 ―守り合い― 590(プレイ中)
17. STAR WARS EPISODE I RACER 555
18. Pinball FX 550
19. JUSANT 270(プレイ中)
20. MAQUETTE 260(プレイ中)
21. FORZA MOTORSPORT 190(プレイ中)
22. ディズニー ドリームライトバレー 175(2023年に375、プレイ中)
23. GRID LEGENDS 80(2023年に365)
24. Microsoft Flight Simulator 20(2022年に115、2021年に145、プレイ中)

トップ5
2022年に比べるとプレイ本数は40本から27本と3分の2に減っているのですが、1年の締めくくりということで2023年に続いてトップ5を発表してみます。
ただし、2023年にリリースされたゲームに限ることなく、私が2023年にプレイし終えたゲームを対象にしています。
そのため、2022年以前に発売されたゲームも対象にする一方、現時点でプレイ中のゲーム6本は対象とはしません。
トップ5のゲームを簡単に紹介するとともに、私のレビューにリンクしています。詳しいレビューはそちらをご覧ください。

1位: GHOSTWIRE: TOKYO
Tango Gameworksが開発するオープンワールドアクションアドベンチャーゲームです。
東京の人々は、謎の般若面の人物が引き起こした大規模な超常現象により一瞬にして消失してしまいます。
プレイヤーは、数少ない生き残りの人間・暁人となり、元探偵の亡霊・KKと手を組み、人体消失の原因を探り、神話や都市伝説の世界から現れた邪悪なるモノたちに抗い、超常の混沌から東京を救います。
リリースと同時配信の無料アップデート「蜘蛛の糸」では、新しい探索エリア、ムービーシーン、ゲーム品質の改善などのゲーム本編のアップデートに加え、新モードとなる「蜘蛛の糸」モードも追加。
同モードは、新たに制作された130以上のレベルからなる30階層の試練をクリアして最奥までたどり着くことをめざします。

オープンワールドの作り込みやメインミッション、サイドミッション、収集系、ストーリー、人物描写、幽霊・妖怪など、どれをとっても想像をはるかに超えるものに仕上がっています。
オープンワールドアクションアドベンチャーとして一級品であり、「grand theft auto」シリーズ、「ASSASSIN’S CREED」シリーズ、「WATCH DOGS」シリーズに匹敵する作品になっていると言えるでしょう。
そして、オープンワールドアクションアドベンチャーとして一級品であるだけでなく、テレビゲーム史に名を残す傑作と言っても過言ではありません。


2位: ATOMIC HEART
パラレルワールドにおける1955年のソビエト連邦を舞台にしたRPG要素を持つファーストパーソンシューターです。
1948年、ソ連のロボット工学は職場で人間の労働者にとって代わることに成功し、徐々にソビエト市民の生活に欠かせない存在になっていきます。
その立役者となったドミトリー・セルゲイビッチ・サチノフ教授は物質が人体に活着する能力「重合体同化適応」を発見、ソビエト連邦は1955年に全ソ連人口の重合化を開始します。
これにより、ソ連の市民、ひいては世界中の人々が個人用の「ソート(思考)」デバイスを手に入れ、思考の力を制御するロボット機械との単一システムに入ることができるようになります。
ところが、人を助けるように設計された市民ロボットが反旗を翻し、ミュータントや恐るべき機械、超出力のロボットが生み出されます。
プレイヤーは、サチノフ教授から派遣されたKGBの少佐「P-3」となり、国家共通プロジェクト「3826号施設」の深部に激しい戦闘をくぐり抜けてたどり着き、そこにある秘密を暴かなければなりません。

本作の世界観は「BIOSHOCK」や「SCOON」などに匹敵するものがあり、ファーストパーソンシューターとしても十分に楽しむことができます。
また、スキルや武器を成長させるRPG要素や、試験場を中心にパズルが楽しめるアドベンチャー要素も楽しいものに仕上がっています。
そのため、「私たちは、プレイヤーを楽しませ、挑戦し、喜ばせるために、空想し、没頭し、楽しませるためにゲームを作成するだけ」という意図が十二分に具現化されたゲームに仕上がっていると言えます。
完全な新作として楽しむのはもちろんのこと、「BIOSHOCK」を彷彿させるゲームとしてノスタルジーを感じたり、「SCOON」のような壮大な世界観を持つ新たなゲームを体感したり、人それぞれの感覚で本作を味わってほしいと思います。


3位: DORDOGNE
「DORDOGNE」(ドルドーニュ)は、32歳の女性ミミとしてプレイするナラティブアドベンチャーゲームです。
最近亡くなった彼女の祖母は、ミミがフランス・ドルドーニュ地方で過ごした幼少期の夏を記念して、人生を最大限に楽しむようにと手紙とパズルを残していきます。
本作では、現在と過去の両方が舞台になります。現在のタイムラインでは32歳のミミが祖母の家の部屋を探検し、過去のタイムラインでは12歳のミミがドルドーニュを探検して幼い頃の貴重な思い出や亡くなった祖母との思い出を探ります。
現在と過去が交錯する中で、大人の選択と子供の頃の穏やかな記憶をすり合わせ、失われた家族の秘密を解き明かしていきます。
ドルドーニュの風景は、壮麗な手書きの水彩で描かれた千変万化の夏の色彩に彩られており、冒険の中で風景、香り、音、感覚といった思い出を呼び覚ましてくれるでしょう。
これらの鮮明な思い出たちは、プレイヤーだけのミミの家族の過去の記憶として、また、旅のノスタルジックで感動的な思い出として、日記の中に記録されます。

物語自体は、ミミと祖母のノーラの2人だけで進んでいき、そこに市場の人たちや、ほとんどメールでやり取りするだけのミミの両親が絡んでくるぐらいなのですが、それでも冒頭から物語にグイグイと引き込まれます。
それは、手描きの水彩で描かれたドルドーニュの美しさもさることながら、アドベンチャーゲームらしく、32歳のミミの探検と12歳のミミの冒険がそこを舞台に展開されるからです。
本作では、物語が進んでいくのに合わせ、「ステッカー」を集め、「新しいテープ」を回収し、言葉を取り、写真を撮り、音を録音する、といった目的も出てきます。
これらは、物語の進行に関係あるものもあれば、物語の進行に関係ないものもあるのですが、大半は実績の解除に関係してくるため、積極的に行っていく必要があります。
また、物語の中盤以降は謎の男の子が登場し、その男の子・ルノーが物語に深くかかわってきます。夏休みらしく緩やかに流れていた時が、それを境に新たな展開を見せるのです。
それはまた、本作の大きな目的のひとつでもある、大人の選択と子供の頃の穏やかな記憶をすり合わせ、失われた家族の秘密を解き明かしていくことにもつながっていきます。
普通にプレイするだけなら3時間から4時間で終えられるという小粒な作品ではありますが、プレイヤーはその小粒な中にどっぷりと浸って素晴らしい体験をすることができるでしょう。


4位: PLANET OF LANA
横スクロールのシネマティックパズルアドベンチャーゲームです。
かつて、人間、自然、動物のバランスが保たれていた惑星は、今やまったく別のものになっています。
何百年も前から作り続けてきた不調和が、ついに顔の見えない軍隊という形でやってきたのです。
ラナは、親友のムイとともに、彼女の姉を救うために壮大な旅に出ることになります。2人は協力して様々な難関を乗り越えていかなければなりません。
これは、戦争についての物語ではありません。活気に満ちた美しい地球と、それを維持するための旅についての物語です。

本作は10時間もかからずに終えることができるゲームではありますが、その10時間足らずの時間はテンポのいいパズルとステルスとストーリー展開によって心地良いものであり、感動とともに物語を終えることができます。
そのため、横スクロールのSFミステリーパズルアクションアドベンチャーゲームのようなものはけっこう好きという人なら、ぜひともプレイしてほしいと思います。


5位: POWERWASH SIMULATOR
高圧洗浄機で著しく汚れた建物や車両をピッカピカに掃除するシミュレーションゲームです。
プレイヤーは、高圧洗浄のプロとして高圧洗浄事業を立ち上げ、のどかなマッキンガムの町で様々な依頼を受けて頑固な汚れを落としていきます。
依頼で稼いだお金は、プレイが進むにつれてアンロックされていく新たなパワーウォッシャー、アタッチメント、洗浄液などに充てることができ、服装やパワーウォッシャーと拡張部品の外観もカスタマイズ可能です。
「キャリアモード」は、遊び方には正解も間違いもなく、時間との戦いも最終的なスコアもなく、ひたすら高圧洗浄機を駆使して汚れとストレスを洗い流していきます。
オンラインプレイも可能で、「キャリアモード」で仲のいいフレンドを手伝ったり、「フリープレイ」で最大6人のフレンドが集まって水遊びをしたり、ホストがすでにクリアした依頼に挑戦したりすることができます。
「チャレンジモード」は、様々なルールで汚れと戦うことができ、「タイムチャレンジ」では時間を競い、「ウォーターチャレンジ」ではできるだけ少量の水で正確に汚れを落とせるかを競います。

本作は、高圧洗浄機で著しく汚れた建物や車両をピッカピカに掃除する”だけ”のシミュレーションゲームです。
しかし、きれいになることが心地良いという人間心理を見事に刺激するゲームに仕上がっており、洗浄することにやみつきになっている自分がいることに気づかされます。
それは、グラフィックが4K、HDR10、60fps+で美しく描かれ、どろどろになったり汚れがこびりついたりした建物や車両の汚れた部分と、それらを洗浄してピッカピカで美しくなった部分のコントラストが対照的に描かれていることも貢献しているのでしょう。
また、「キャリアモード」に関しては、遊び方には正解も間違いもなく、時間との戦いも最終的なスコアもなく、ひたすら高圧洗浄機を駆使して汚れとストレスを洗い流していくという敷居の低さも、プレイしようという気持ちをかきたてています。


総プレイ時間トップ24
さらに、2023年に限らず、これまでの総プレイ時間も載せておきます。2023年に初めて総プレイ時間100時間を超えるゲームが20本を上回り、21位以下でも総プレイ時間が100時間を超えているゲームは掲載することにしています。
例年通り、「Xbox Fitness」が618.95時間で断トツで、これを上回るゲームは現れないと思っていたのですが、そうでもなさそうに状況になってきました。
「Microsoft Flight Simulator」が327.13時間とプレイ時間を伸ばして2位をキープしており、タイトルアップデートにより新たなコンテンツが定期的に追加されてプレイを終えることがないためプレイ時間が少しずつ膨らんでいます。
また、3位には「ディズニー ドリームライトバレー」が245.28時間で2022年の13位から大躍進。2023年だけでも100時間以上プレイしていますが、こちらも定期的なタイトルアップデートによりプレイ時間が膨らんでいます。
初登場は「POWERWASH SIMULATOR」で、110.13時間で23位。ただ、ここから伸びることはないかもしれません。
なお、「exophase」の表示方法が変わったため、見た目のプレイ時間がわずかながら減少しています。というのも、これまでは分は%だったものが実分に変わったためです。
たとえば、618.95時間は618.57時間(=618時間57分)といった具合です。ですから、2022年の総プレイ時間と相違があっても実際のプレイ時間は同じです。

総プレイ時間トップ24(☆は初登場)

  1. Xbox Fitness 618.57時間
  2. Microsoft Flight Simulator 327.13時間
  3. ディズニー ドリームライトバレー 245.28時間
  4. PROJECT CARS 2 237.40時間
  5. ASSASSIN’S CREED ORIGINS 196.28時間
  6. TOM CLANCY’S RAINBOW SIX EXTRACTION 195.52時間
  7. ASSASSIN’S CREED IV: BLACK FLAG 191.46時間
  8. FORZA MOTORSPORT 5 187.27時間
  9. SHADOW OF THE TOMB RAIDER 159.00時間
  10. ARAGAMI 2 157.33時間
  11. PROJECT CARS 151.19時間
  12. ASSASSIN’S CREED SYNDICATE 149.52時間
  13. FINAL FANTASY XV 141.03時間
  14. RISE OF THE TOMB RAIDER 133.13時間
  15. STAR TREK ONLINE 126.10時間
  16. CONTROL 125.13時間
  17. TREK TO YOMI 125.09時間
  18. ASSASSIN’S CREED UNITY 123.28時間
  19. HITMAN 116.40時間
  20. SKYLANDERS SWAP FORCE 114.01時間
  21. KINGDOM HEARTS III 113.34時間
  22. FORZA MOTORSPORT 6 111.37時間
  23. POWERWASH SIMULATOR 110.13時間☆
  24. WATCH DOGS 106.36時間

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